知らないと損!ハガキDMを印刷するときに知っておきたい豆知識

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こんにちは。格安DM発送代行「DM診断」ライターチームです。

DMを送る際、一般的にハガキが使われますが、実はさまざまなタイプの印刷方法があります。伝えられる情報量や見え方が大きく変わるため、受け取り手の反応率に影響します。

ここでは、DMでよく使われるハガキの種類とそれぞれの特徴を紹介します。印刷会社に発注するときに知っておきたい知識はもちろんですが、自分でハガキDMを印刷するときの方法も紹介していますのであわせて参考にしてください。

DMでよく使われるハガキの種類と特徴

ハガキ

ハガキでDMを送るときに、実はよりよい印刷の方法があるかもしれないのに、知らないために損してしまうかもしれません。まずは、DMで使われるハガキの種類を見てみましょう。

V字圧着ハガキ

V字圧着ハガキ

V字圧着ハガキは、普通のハガキのサイズと同じ紙を2枚重ねて特殊なのりで張り合わせて、ひらけるようにしたものです。

通常のハガキですと、表、裏の2面で、表面は宛名書きなどに使い、裏面だけでメッセージを伝えることになります。V字圧着ハガキでは中にさらに2面作ることができるので、伝えられる情報量が3倍になります。

めくる作業が発生することで、好奇心を持って読み進めてもらうことができます。
ただ、続きを読みたいと思ってもらえなければめくってもらえませんので、どんな情報が含まれているのか気になって開きたくなるような仕掛けを作るのが大切です。

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Z折り圧着ハガキ

Z折り圧着ハガキ

Z折り圧着はがきは、同じ紙を3枚貼り合わせたはがきです。V字が2つ折りだったのに対してZ折りは3つ折りです。上から見たときにZのように見せる形で折りたたんで圧着しているハガキです。

伝えられる情報量は5倍になります。通常のハガキと同じ送料で送れるものとしてはもっとも伝えられる情報量が多いです。複雑な情報を多くのページを使ってわかりやすく説明したい、たくさんの商品の情報を掲載したいといったようなときにZ折り圧着ハガキが向いています。

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巻三つ折圧着DM

巻三つ折圧着DM

巻三つ折圧着DMは、Z折りと同じように3箇所折るものの、折り方が中央に向けたものになります。そのため、開いたときに3面が新しく使えることになります。3面を広く使ってインパクトのある表現をしたいときにおすすめの方法です。

V字、Z折り、巻三つ折ともに、めくる箇所をわかりやすくデザインすることが成功の秘訣です。Z折り、巻三つ折では、めくる順番も番号などをつけて説明したほうがよいです。

格安DM発送代行 DM診断では、20年間の営業経験からどのようなデザインにすればよりめくってもらいやすくなるのかを把握していますので、デザインの提案も可能です。

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大判はがき(120x235mm)

大判ハガキDM

大判はがきは、定形郵便物の最大サイズ(120×235mm)で送れるハガキです。普通のハガキのサイズは100×148mmですので、目立たせることができます。伝えられる情報量がハガキよりも多いです。デザインを圧着ハガキのように作り直す必要がないため、通常のハガキから流用することも可能です。

圧着ハガキや封書のDMと異なり、開封する必要がなく最初から情報が目に入ってきますので、情報を見てもらいやすいです。

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A4・B5ハガキ

 

A4は210mm×297mm、B5は182mm×257mmと、サイズが大判はがきよりもさらに大きいです。A4・B5ハガキではとにかくサイズが大きいので目立たせることができます。

また、サイズの大きさと紙質がしっかりしていることから保存されやすいのが特徴です。料金表やイベントカレンダーなど、到着したとき以外にも見返してもらいたい内容を伝えるのに向いています。

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A4圧着ハガキ

A4圧着DM

A4圧着ハガキは、A4を2つ折でV字圧着したハガキです。A4サイズ3枚分の情報量を伝えることができます。広いスペースを商品カタログやパンフレットなどさまざまな用途で使うことができます。あまり情報を詰め込みすぎると読んでもらいづらくなりますので、適度に余白を残すことが大切です。

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型抜きハガキ

普通のハガキは長方形ですが、型抜きハガキを使えば好きな形にすることができます。星型や動物型など、自分の商品にあった好きなサイズ、形でDMを送れます。金額は高くなってしまいますが、とても目立つので手にとってもらいやすく、読んでもらえる率も高くなる傾向にあります。

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圧着ハガキは受取人のプライバシーを保護できる

封書を使う場合は開封しなければ中のものを読むことができませんが、ハガキは書かれていることを誰でも読むことができます。そのため、個人情報など配慮の必要な内容を記載するには適していませんが、この問題を克服できるのが圧着ハガキです。

圧着ハガキとは、特殊な糊を使って表面を接着し、ハガキの到着後に受け取った人が接着面を開封できるものです。ハガキの配達中は接着面がくっついたままなので、中の情報を誰かに読み取られる心配はありません。住所や口座番号など、受取人だけに知らせたいプライバシー性の高い内容を記載する場合に使われています。

関連:圧着ハガキとは?DM作成に圧着ハガキを利用する場合の特徴や効果など紹介

DMのサイズは載せる情報量で決める

さまざまなサイズや特徴を紹介しましたが、どのサイズで印刷すればよいのでしょうか?これは伝えたい相手情報量によります。どれくらいの情報の密度にすれば読んでもらえるのかはどんな人に送るのかによります。

たとえば、老眼になっている人が多い高齢者宛てと、20代、30代などの若手宛てでは文字サイズを変えるべきかもしれません。この場合、同じ文字数を伝えるのでも、高齢者向けのほうが広いスペースが必要ということになります。

伝えたい情報量、伝えるべき情報量に応じてもサイズの選び方は変わります。大きなサイズにしたり、圧着して面を増やしたりすることで使えるスペースが増えます。

このときに気をつけたいのが、たくさんの情報を書いて本当に全部に目を通してもらえるのかという点です。伝えたい情報がたくさんあってすべてを盛り込みたくなってしまうのはわかります。しかし、大量の情報を書いたときに、本当にすべて読んでもらえるでしょうか。最後まで読んでもらえる確信があるなら長く書くのもよいでしょう。

一方、あえて伝える情報を減らすのが正解になるときもあります。「伝えたい情報」ではなく、「伝えるべき最低限の情報」に限定したほうが結果はよくなるかもしれませんので意識してみてください。

関連:DMのサイズ選びのポイントは?種類・発送料金の目安など合わせて紹介

ハガキ印刷で知っておきたい紙の種類

印刷会社に依頼する場合は、紙の厚さにこだわりがない限りはその会社が提示してくれる選択肢の中から選びましょう。もし印刷会社に依頼せずに自らハガキを印刷するときには、サイズだけでなく印刷に向いている紙の種類を知っておきましょう。ハガキには、主に以下の種類があります。

  • 普通紙
  • インクジェット紙
  • インクジェット写真用

普通紙

ハガキでもっともスタンダードなのは普通紙です。手書きで書くときに書きやすく、消しゴムなども使いやすい紙質です。特に、シャープペンシルや万年筆など先端が硬いもので書くときに向いています。ただし、DM印刷をする際にはあまり使われません。

関連:DMを手書きする効果は?具体的な書き方や例文とともに解説

インクジェット紙

インクジェットプリンターでの印刷がしやすいように、表面にコーティングされているのがインクジェット紙です。触ると少ししっとりした感じがあり、きめ細かい紙質です。インクジェット紙はインクをよく吸収するため、印刷しても液だれしたりにじんだりしにくくなっています。

普通紙で印刷した場合とくらべて、色鮮やかできれいに印刷できるでしょう。文字やイラスト、縁取りなどを印刷するのには向いていますが、写真などを印刷するとぼやけてしまいます。

インクジェット写真用

インクジェットプリンターで写真を印刷するときに向いているのが、インクジェット写真用です。ツヤがある紙質で、写真をはっきりと鮮やかに印刷できます。インクジェット紙のように、ぼやけた感じはありません。表面の加工によりやや厚みがあるため、プリンターが紙詰まりを起こさないように注意が必要です。

ハガキのデザインに役出つ編集ソフト

ハガキDMを自分でデザインするときには、専用の編集ソフトを使うと便利です。編集ソフトは多くありますが、中でもおすすめのものをご紹介します。

筆まめ

デザイン性の高いテンプレートがたくさんあり、年賀状や喪中ハガキなどの私生活で使い物はもちろん、往復ハガキなどさまざまなものを手軽に作成することができます。
宛先の管理もできるので、宛名の印刷も簡単です。体験版は無料で利用可能なので、まずは使いやすさを試してみると良いでしょう。

はがきデザインキット

日本郵便から出ているソフトで、1000種類を超えるデザインテンプレートやフレーム、スタンプなどがあり、オリジナルのハガキを作成できます。無料の編集ソフトですが、オンラインで印刷や投函ができる有料サービスもあります。

筆王

音声ガイドによる解説があるので、初心者の方にもおすすめの編集ソフトです。ナビゲーション通りに操作するだけで、宛名面と裏面を作成し、印刷まで簡単にできます。

ハガキを自宅で印刷する際の注意点

プリンターのタイプを確認する

ハガキを自宅で印刷するときは、まず自宅のプリンターがインクジェットプリンターなのかレーザープリンターなのかを確認しましょう。

プリンターのタイプによって使用できないハガキがあるからです。たとえば、レーザープリンターでインクジェット紙やインクジェット写真用のハガキを印刷することはできません。故障の原因となるので、プリンターに合わせて適切な用紙のハガキを選びましょう。

紙詰まりに気を付ける

自宅での印刷では、紙詰まりにも注意が必要です。裁断したときにできる返し(バリ)や静電気によって、ハガキ同士がくっついていることがあります。そのままプリンターの給紙トレイに設置すると紙詰まりや重送が起きてしまうので、パラパラと手で軽くさばいてから印刷しましょう。ハガキが反っている場合は、反対側へ反り返してまっすぐにしてから印刷します。

印刷の向きに気を付ける

印刷の向きが上下逆になってしまうのも、自宅での印刷で起こりやすいトラブルです。気づかずに何枚も印刷してしまうことがないように、印刷する前に向きはしっかり確認しましょう。最初に1枚だけでテスト印刷すると安心です。プリンターの給紙トレイにセットできる枚数も決まっているので、トラブルを避けるためセットする枚数が多すぎないように気をつけます。

ハガキはコンビニでも印刷できる

プリンターが壊れた、インクや用紙がきれてしまったなどの理由により自宅で印刷ができない場合、お金は自宅で印刷するより多くかかりますが、コンビニでも印刷できます。コンビニで印刷するには、まず印刷するデザインを用意します。デザインは、先ほど紹介した編集ソフトなどを使えば簡単に作れます。でき上がったデザインデータをPDFファイルにして、USBメモリなどに入れてコンビニへ持って行きましょう。

コンビニではコピー機を操作して、「プリント」を選びます。「写真プリント」や「普通紙プリント」などが出てくるので、その中の「はがきプリント」を選びます。ハガキはコピー機の中の備え付けの用紙を使用することも、自分で持ち込んだものを使用することも可能です。備え付けの用紙を使用したほうが料金は安くなりますが、紙質はやや劣ります。

次に、「USBメモリ」や「SDカード」など、データ媒体を選んで、プリント方法を選択します。プリント方法は、データをそのままハガキサイズで印刷するか、拡大・縮小・位置調整などをするかを選べます。最後にモノクロ印刷かカラー印刷かを決めて、印刷枚数を設定してプリントを開始します。

思っていた色と違う!印刷するときに起こりやすい色の問題

印刷後、でき上がりが思っていた色と違うこともあるでしょう。そんなときは、印刷の設定で色味の調整をすることができます。

パソコンのメニュー画面から「印刷」を選び、「詳細設定モード」をクリックします。その中から「カラーモード」を選び、「色設定」を開きましょう。その画面では、「レッドを強く」「グリーンを強く」「ブルーを強く」など、強くしたい色味を選べます。明るさやコントラスト、鮮やかさなども設定できます。モノクロ印刷の場合は、「グレー調整」でニュートラル・青みがかった黒・青みがかった黒など、グレーの色合いを調整できます。

自宅のプリンターがインクジェットタイプなら、インクはできるだけ純正のものを使うこともポイントです。インクが違うと、当然ながらでき上がりの色も違ってしまうからです。特に格安インクは色が褪せてしまうのも早い傾向があるので、避けたほうが良いでしょう。

端まで印刷されない!印刷の余白設定の注意点

ハガキの全面を印刷するときは、印刷の余白設定をしてふちなし印刷をすると仕上がりがきれいです。余白設定の仕方は、WordやExcel画面であれば「ページレイアウト」タブの「サイズ」から、「ハガキ(ふちなし)」を選びます。さらに、同じく「ページレイアウト」タブの「余白」から「ユーザー設定の余白」を選んで、上下左右の余白をすべて0mmに設定します。

このとき、「余白が印刷できない領域に設定されています」とメッセージが出る場合がありますが、そのまま「修正」を選びます。そうすると余白の値が変わってしまいますが、そのままで問題ありません。「OK」をクリックして余白設定画面を閉じます。

「筆まめ」や「はがきデザインキット」などの編集ソフトを使用している場合は、ソフトごとに設定方法が異なります。一般的には、デザイン画面のメニューから「プリンター設定」を選択して「ふちなし印刷」を選びます。さらに、プリンタードライバーの印刷設定画面でも、「ふちなし印刷」を選択します。詳しい操作方法は、お使いの編集ソフトのマニュアルやQAを参照しましょう。

ハガキに入れるイラストはどうやって手に入れる?

ハガキに入れるためのイラストや写真をどう用意するか困っている方は多いのではないでしょうか。実は無料のイラストテンプレートや写真素材をダウンロードできるサイトはたくさんあります。「イラスト素材」、「写真素材」などで検索してみてください。

各イラストサイトでは、卒園・卒業、父の日・母の日、暑中見舞い、年賀状、転居報告ハガキなど、イベントや用途に合わせてぴったりのイラストをダウンロードできます。季節やテーマに合わせて豊富なイラストが用意されているので、まずはサイトをのぞいてどんなイラストがあるかをチェックしてみましょう。

カラフルでポップなものから大人っぽいシンプルなものなど、さまざまなタイプのイラストから好きなものを選べます。ハガキの全面サイズのイラストもあれば、小さなイラストをデザインパーツとして使用して、いくつかを組み合わせることもできます。

商用利用が可能かどうかはサイトごとに規約が異なりますので、規約を確認してからDMで利用しましょう。ルールを読まずに商用利用禁止のサイトから拾ったデータを利用すると、あとから利用料金を請求されてしまうことがあります。

印刷会社に依頼する際のデータの入稿方法は?

ハガキ印刷を印刷会社に依頼すれば、細かな印刷設定や色味調整などに手がかかることはありません。印刷会社に依頼する際には、コンビニでハガキ印刷をする場合と同じように、まず印刷するデザインのデータを用意します。次に、印刷会社のホームページ上のデータ入稿画面からそのデータを入稿します。入稿画面から印刷したいデータを選択して、アップロードしましょう。以前に注文したものと同じ内容を印刷したい場合、印刷会社によっては過去のデータを利用して簡単に注文できます。

入稿したデータは、ブラウザ画面上でデータチェックを自分でする方法と、印刷会社が目視でデータチェックをする方法があります。急いでいる場合は、自分でデータチェックするほうが早く注文できます。一部の印刷会社では、ホームページから入稿するのではなく、メールでデータを送付する形式を採用していることもあります。

宛名を印刷する際の注意点

ハガキの宛名を印刷する際には、郵便ハガキとしてのルールを守らなければなりません。

まず、文字が読みやすいように宛名面は白色または淡い色である必要があります。宛名面全体に、濃い色を印刷することがないようにしましょう。濃い色を使うとしても、宛名の表記は読みやすいようにラベルやシールを使うか、宛名表記の周りは白くして印刷しないようにします。

宛名面に文章やプリントを印刷する場合も、ハガキの半分の大きさまでにとどめます。ハガキの少なくとも半分は、宛名部分としてスペースを確保しましょう。

宛名の印刷でもっとも難しいのは、郵便番号欄にぴったりと数字を入れることかもしれません。Wordを使っているなら、「ハガキ宛名面印刷」タブの「編集」にある「レイアウトの微調整」から、印刷位置を調整できます。まずは試し印刷をして、何mm動かせばよいかをチェックして、縦位置または横位置の欄に、mm単位で数字を入力します。

自分でこのような調整をするのが面倒という方は、印刷会社に任せてしまうと楽です。

関連:DMの宛名はどのように作成すればいい?押さえておきたいポイントを解説

ハガキDMを外注するときの一般的な納期

ハガキDMを外注する際、一般的にかかる日数は受付日から出荷日まで3~5営業日ほどです。急いでいる場合は、お急ぎ便などで即日出荷や翌日出荷ができることもあります。

注意したいのは、出荷日とは印刷会社から出荷される日のことであり、実際に届く日ではないということです。配達方法やお住まいのエリアなどにもよりますが、出荷日から実際に届く日までは、最低でも2~3日ほどは見ておきましょう。

受付日とは、基本的には注文が確定された日のことです。支払いを済ませていても、データの入稿ができていなければ、注文は最後まで済んでいません。入金を済ませて印刷データの入稿をして最終確認をし、注文が最終的に確定された日のことをいいます。注文が確定されると印刷会社から受付メールが届くので、そちらでチェックしましょう。急いでいる場合は特に、受付日や出荷日、お届け日がいつになるかをきちんと確認することが大切です。

弊社ではハガキのタイプや枚数によって納期が異なりますので、まずはお問い合わせください。

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