ダイレクトメールを送付する際にかかるコストを抑えたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ダイレクトメールの料金が気になっている人に向けて、ダイレクトメールの発送にかかる料金を工程別に解説します。
ダイレクトメールを送付する際のコストを削減するコツについても解説するため、ぜひ参考にしてください。
目次
ダイレクトメールの発送にかかる費用とは
ダイレクトメールを発送するためにかかる総費用は、制作費、印刷費、発送準備作業費、配送費を合計した金額です。
どのようなダイレクトメールを何枚程度送付するかによっても、かかる費用は大きく変化する可能性があります。
制作費を削減するコツとは
ダイレクトメールの制作費を削減するには、どうすればいいのでしょうか。ここでは、具体的なコツを解説します。
どこまで外注すべきか考える
ダイレクトメールのデザインを外注すれば、その分の費用が発生します。プロのデザイナーに依頼した場合、修正の回数が増えると追加料金が発生する恐れもあります。
コストを抑えるためには、外注する作業内容を見直すのもひとつの方法です。
適切な封筒を選ぶ
料金を抑えるためには、ダイレクトメールの封筒のサイズを小さくしましょう。紙の封筒ではなく、ビニールの封筒を使うのもひとつの手です。また、伝えたい情報が少ない場合は、はがきを選ぶとコストをさらに節約できます。
ダイレクトメールの目的や伝えたい内容にあわせ、適切な封筒を選ぶことが大切です。
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印刷費を抑えるコツとは
ダイレクトメールの送付にかかる費用を抑えるためには、印刷方法の選び方も工夫する必要があります。具体的なコツを解説します。
オンデマンド印刷・オフセット印刷を使いわける
ダイレクトメールの送付方法としては、オンデマンド印刷とオフセット印刷があります。それぞれを上手に使い分けると、印刷費の節約が可能です。
以下では、オンデマンド印刷とオフセット印刷のそれぞれについて解説します。
オンデマンド印刷とは
オンデマンド印刷とは、レーザープリントによりダイレクトメールを印刷する方法です。
スピーディにダイレクトメールを印刷でき、枚数が少なければ単価を安く抑えられます。ただし、使用できる用紙が限られる点や、細かい文字を印刷する場合はにじむ可能性がある点には注意が必要です。
オフセット印刷とは
オフセット印刷とは、顔料油性インクを使用してダイレクトメールを印刷する方法です。
印刷する枚数が少ないと割高になりますが、枚数が多くなるほど割安になります。同じ内容のDMを大量に印刷したい場合は、料金を安く抑えられます。シャープでめりはりのある印刷ができる点が特徴的です。ただし、納期に余裕をもって印刷を依頼しなければいけません。
発送準備作業の費用を抑えるコツとは
発送準備作業の費用を抑えるためには、さまざまな工夫ができます。具体的なコツについて解説します。
発送代行会社をうまく活用する
発送代行会社を活用すれば、ダイレクトメールの発送作業を自社で行う必要がありません。メインとなる業務に集中できるようになり、生産性の向上にもつながります。なお、料金やプランは、発送代行会社やダイレクトメールの種類によっても異なります。
倉庫代の削減を検討する
自社で倉庫を所有していない場合、DMの発送準備作業を進めるための場所代が発生します。発送代行会社に依頼すれば倉庫代はかからないため、自社で倉庫を借りるよりも割安になる可能性があります。
配送費を抑えるコツとは
ダイレクトメールの配送費を抑えるためには、どのような工夫をすればいいのでしょうか。具体的なコツについて解説します。
総重量を踏まえて内容を検討する
ダイレクトメールの配送にかかる料金は、基本的に重量に比例して高くなります。
1通あたりの料金は安くても、ダイレクトメールは大量にするケースが多いため注意が必要です。
ダイレクトメールを作成するうえでは、総重量を考慮したうえでどのような内容にするか検討する必要があります。
郵送会社の料金プランを理解しておく
郵送会社によって、配送費の料金プランはさまざまです。ここでは、主要な郵送会社の料金プランについて解説します。
ヤマト運輸
ヤマト運輸にダイレクトメールの配送を依頼する場合、ダイレクトメール1通あたりの料金の上限は167円(税込)です。送付できるのは、3辺の合計が60cm以内のダイレクトメールです。
- 最長辺が34cm以内
- 厚さ2cm以内
- 重量1kg以下
などの条件があります。
ヤマト運輸のダイレクトメールの料金は、全国一律です。条件に応じて個別に料金が決まるため、場合によってはほかの料金プランが適用される可能性もあります。
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佐川急便
佐川急便でダイレクトメールの送付に対応しているのは、飛脚メール便または飛脚ゆうメール便です。飛脚メール便では、3辺の合計が70cm以内のダイレクトメールを送付できます。
料金は以下のように重さにより異なります。
- 300g以内なら168円(税込)
- 600g以内なら220円(税込)
- 1kg以内なら325円(税込)
飛脚ゆうメール便で送付できるのは、以下の条件を満たすダイレクトメールです。
- 縦34cm以内
- 横25cm以内
- 厚さ3.5cm以内
重さは3kgまで対応しています。
日本郵便
日本郵便では、ダイレクトメールの通数に応じた料金の割引制度があります。1,000通以上から利用できる割引制度があり、最大で43%の割引が適用になります。割引率はダイレクトメールの種類や通数によって変化するため、実際にダイレクトメールを送付する際によく確認しましょう。
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発送代行会社とは
ダイレクトメールの発送代行会社は、ダイレクトメールのデザインから発送までのすべての作業の代行を依頼できる会社です。
ダイレクトメールを送付するためにはたくさんの手間と時間がかかりますが、発送代行会社を活用すれば自社の負担を少なく抑えられます。
ダイレクトメールの企画もサポートできるため、効果的なダイレクトメールを送付するためにも役立てられます。
発送代行会社を利用するメリットとは
発送代行会社に依頼すると、自社でダイレクトメールの送付作業を進める場合よりも総費用を安く抑えられる可能性があります。
また、自社の負担を抑えて効率的にダイレクトメールを送付できるため、自社のメインの業務を滞りなく進められます。
発送代行会社はダイレクトメールを専門に扱っているため、ノウハウが豊富です。自社の力だけで対応するよりも、より効果的なダイレクトメールを送付しやすくなります。
おすすめの発送代行会社5選を紹介
ダイレクトメールの発送代行会社は、複数あります。ここでは、おすすめのサービスを紹介します。
DM診断
DM診断は、ダイレクトメールを送付するためのさまざまな作業を依頼できます。
デザインから発送までのすべての代行はもちろん、印刷からの依頼や発送のみの依頼にも柔軟に対応可能です。また、宛名の重複チェックや差出日の指定などのさまざまなオプションも追加できます。
業界最安でダイレクトメールの発送代行を行っているため、低コストで依頼したい場合におすすめです。単に安いだけでなく、高品質のダイレクトメールをスピーディに送付できます。
ダイレクトメール発送ONLINE
ダイレクトメール発送ONLINEなら、最短24時間以内にダイレクトメールを発送できます。
企業リストの提供も受けられるため、新規顧客の獲得を目指している場合にも適しています。不達の相手をリストアップしてくれるサービスもあり、無駄なくダイレクトメールを送付できる点も魅力的です。
DM発送おまかせ便
DMおまかせ便は、幅広い種類のダイレクトメールの発送代行に対応しています。
専任のスタッフがつくため、細かい部分までしっかりサポートしてもらえます。プライバシーマークも取得しており、重要な顧客情報を共有する際も安心です。最新の技術を積極的に活用してる点も特徴的で、納期の短縮にも成功しています。
セルマーケ
セルマーケは、パック料金プランを用意している発送代行会社です。オンライン注文に対応しているため、必要な情報を共有すればすぐにダイレクトメールの発送作業を進めてもらえます。送付先のリストも提供しており、リストはオンラインで購入できるようになっています。実績も豊富なため、さまざまなケースに対応可能です。
Challenge Life
Challenge Lifeは、小ロットでもダイレクトメールの発送代行を依頼できます。
印刷から依頼でき、最短1日でダイレクトメールの発送が可能です。愛知県名古屋市の企業ですが、全国に対応しています。ダイレクトメールの量が増えても問題なく対応できるため、条件によって送る通数が大幅に変わる場合でも利用しやすいでしょう。
まとめ
ダイレクトメールを送付する場合、さまざまな費用がかかります。費用を抑えるには、さまざまな工夫が必要です。発送代行会社を利用すると、手間とコストの両方を削減できる可能性があります。
DM診断は、業界最安で利用できるダイレクトメールの発送代行会社です。短期間で、高クオリティなダイレクトメールを発送するための準備を進められます。ダイレクトメールの発送にかかるコストや負担を軽減するために、ぜひ利用してください。