圧着はがきには便利な特徴があるため、活用している企業も多くなっています。圧着はがきには、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。使用する際は、注意点にも気を付ける必要があります。
この記事では、圧着はがきについて詳しく知りたい人に向けて、圧着はがきの特徴や注意点について解説します。圧着はがきの種類についても解説するため、ぜひ役立ててください。
目次
そもそも圧着はがきとは
圧着はがきとは、折りたたまれた用紙が糊で貼り付けられているはがきです。
記載できる情報量が多く、開かなければ内容を見られません。そのため、料金明細の通知やクーポン付きDMとしてよく使われています。
圧着ハガキとは?DM作成に圧着ハガキを利用する場合の特徴や効果など紹介
参考:圧着封筒も存在する
圧着はがきに似たものとして、圧着封筒があります。圧着封筒とは、用紙を折りたたみ、糊で封をする封筒のことです。封筒の表面にミシン目が入っており、ちぎって開封できるタイプがよくみられます。
圧着はがきを扱うときの注意点とは
圧着はがきを扱う際は、気を付けるべき点もあります。ここでは、注意点について解説します。
水分に気を付ける
圧着はがきに水気がつくと、糊がはがれたり、粘着力が低下したりする恐れがあります。圧着はがきが水分を含まないよう、発送の準備を進めるときは適切に管理しなければいけません。圧着はがきを保管する場所の湿度にも注意しましょう。
また、開封する際に破ける可能性もあるため、水に濡れている場合は乾かしてから開封する必要があります。DMとして圧着はがきを受取る人はこのことを知らない可能性があるため、送付の際に水濡れに関する注意書きを添えておきましょう。
長期保管は難しい
圧着はがきは水分だけでなく高温にも弱い性質があり、環境によっては劣化が早まる可能性もあります。保管に適しているのは、室温が20~26度、湿度が50%以下の環境です。また、直射日光にも当たらないようにする必要があります。
圧着はがきはこのような条件を備えている場所で保管し、長くても1ヶ月以内に使用するのが理想的です。
想定外の費用が発生することがある
基本的に圧着はがきは通常のはがきと同じ料金で送付できますが、場合によっては費用が加算される可能性もあります。圧着はがきは紙を折りたたんでおり、通常のはがきよりも重くなりやすいためです。重量超過になると、郵送にかかる費用が高くなります。
圧着はがきは、紙の厚みに加えて「糊の重さ」が加わります。Z折り(3つ折り)などで、情報量を増やそうと少し厚めの紙を選んでしまうと、わずか0.1グラムの超過で「定形外(割高な料金)」と判定されるケースもありました。
圧着面のベタ塗りに注意
圧着の糊(特にUVニスなど)は、印刷されたインクの成分と化学反応を起こすことがあります。
インクの量が多い「濃い色」や「ベタ印刷」のエリアは糊の接着力が落ちやすく、運送中に勝手に剥がれて中身が見えてしまうトラブルの原因になります。
逆に、熱圧着タイプの場合はインクが糊と溶け合い、「めくったときに紙が破れて文字が読めなくなる(ブロッキング現象)」が発生します。
内側のデザインは、できるだけ白地を多く残し、文字や薄めの色を中心にレイアウトするのが鉄則です。
納期に時間がかかる
業者に依頼して圧着はがきを作成すると、通常のはがきよりも納期が長くなります。通常のはがきの納期は1~6日程度ですが、圧着はがきの納期は4~8日程度です。納期を考慮すると、緊急性の高い内容を送付するなら圧着はがきは不向きです。
関連:圧着はがきを外注するメリットとは?その効果もデータを元に解説
後工程に気を付ける
後工程とは、はがきを圧着した後に行う作業のことです。たとえば、宛名の印字、ラベルの貼り付け、仕分けなどが後工程に該当します。
後工程で使用する機器や作業の仕方によっては、粘着力が弱まったり、圧着面がくっつきすぎてしまったりする恐れがあります。圧着はがきに適した環境で後工程を進められるようにしましょう。
圧着はがきならではのメリットとは
圧着はがきには、さまざまなメリットがあります。ここでは、圧着はがきの具体的なメリットについて解説します。
情報保護ができる
圧着はがきには、折りたたんでいる部分に重要な情報を記載できます。開封するまで中身を見られないため、重要な情報を保護しやすくなっています。個人情報や顧客のプライバシーに関わる内容であっても、圧着はがきであればセキュリティを高めた状態で通知可能です。
郵送料金のコスパが良い
封筒で書類を送付する場合に比べ、はがきの料金は安めです。また、圧着はがきは通常のはがきよりもたくさんの情報を記載できるため、同じ料金でもより多くの内容を相手に伝えられます。圧着はがきは、ほかと比較しても効率のいい郵送方法です。
加えて、圧着はがきはコンパクトであり、保管する際もそれほど場所をとりません。
開封率が高め
圧着はがきは、封筒よりも開封率が高いといわれています。圧着はがきを手に取ると、なかに何が書かれているか気になってしまう人も少なくありません。
また、封筒は開封する際に手間がかかりますが、圧着はがきは手でめくるだけで開封できて簡単です。圧着はがきは、人間の「中身が気になる」という心理をうまくつくことで、郵便物を受け取った際の人に開封してもらえる可能性が高くなっています。
圧着はがきの活用例
「情報を多く載せられる」「プライバシーを守れる」「通常のハガキと同じ郵便料金で送れる」という圧着はがきの特性を活かして、現場で特に高い成果を叩き出している代表的な活用例をご紹介します。
EC・通販業界における休眠顧客への再アプローチ
ECサイトや通販で、過去に購入履歴があるものの、しばらく足が遠のいている「休眠顧客」を呼び戻すための活用です。
メールやLINEの案内は未開封のまま埋もれがちですが、自宅に届く圧着はがきは物理的な接触機会を作れるため、高い開封率が期待できます。
通常のはがきでは載せきれない「商品の魅力」と「購入手続き(WEBへの誘導QRコード)」を1枚に凝縮できるため、多くの企業で引き戻し率の向上に貢献しています。
不動産・自動車業界におけるイベント・展示会への来場促進
新車の発表会やモデルハウスの内覧会など、高額商品を扱う業界において週末のイベントへ顧客を誘致する活用です。
ここでは見開きの広い「V字圧着(4ページ分)」や「Z折り(6ページ分)」が選ばれます。中を開けると、新型車のスペックや間取り図、そして「このハガキを持参した方限定の来場特典」が大きく掲載されています。封筒よりも手軽に持ち運びやすく、イベント当日に「特典引き換え券」としてお客様が手に持って来場してくれる確率が高いのが特徴です。
金融・保険・インフラ業界における親展通知
銀行の口座情報、保険の見直し案内、クレジットカードの利用明細など、個人情報に関わる定期通知での活用です。
第三者に中身が見えてはいけない書類は、かつてはすべて封筒(定形郵便)で送られていましたが、現在は圧着はがきへの切り替えが急速に進んでいます。
中身が透けない特殊な遮光加工を施した圧着はがきを採用することで、セキュリティを担保したまま、大幅な「郵送コストの削減」が実現します。
業界最安級!DM発送代行サービス

宛名リストのご用意があれば、発送するだけでも弊社を通した方がお得!
格安DM発送代行「DM診断」なら、デザイン~印刷~封入~発送までワンストップで丸投げOK!当日発送などの特急対応にも100%社内対応で柔軟にお応えします。
✔ 最安保障
✔ フォーマット全対応
✔ 表示すべてコミコミ価格
圧着はがきにはいくつかの種類がある
圧着はがきには複数の種類があります。ここでは、形状や接着方法の違いによる種類分けについて解説します。
形状による種類の違い
まずは、圧着はがきの形状による種類分けについて解説します。
二つ折り(V折り)の圧着はがき
二つ折り(V折り)の圧着はがきは、A5の用紙を半分に折って作成するタイプです。紙の厚さは「kg」という単位で表され、二つ折り(V折り)の圧着はがきに向いているのは140~150kgの厚さの用紙です。
内三つ折り(C折り)の圧着はがき
内三つ折りの圧着はがきは、3つの面のうち2つの面が接着しているタイプです。往復はがきをはじめとし、受け取った人の返信が必要な場合などに使用されます。
外三つ折り(Z折り)の圧着はがき
外三つ折りの圧着はがきは、はがきの両面を開封できるタイプです。A4の用紙を使用し、はがきのサイズにあわせて切断します。90~110kgの厚さの用紙を使用するのが一般的です。
接着法による種類の違い
圧着はがきの接着方法にはさまざまなバリエーションがあります。具体的な種類とそれぞれの特徴について解説します。
先糊方式の圧着はがき
あらかじめ糊を塗った用紙に文字や画像などの情報を印刷し、そのうえで圧着する方式です。はがきの両面をしっかり圧着できるため、重要な情報を通知したい場合にも向いています。
後糊方式の圧着はがき
用紙に文字や画像などの情報を印刷したうえで圧着する方式です。先糊方式よりも圧着面に光沢が出るため、フルカラーで印刷したい場合にもおすすめです。ただし、専用の機器が必要であるため、業者によっては対応できない可能性もあります。
UVニス圧着方式
用紙に文字や画像などの情報を印刷し、そのうえからUVニスを塗って圧着する方式です。印刷面が美しく仕上がりますが、ほかの方法と比較すると粘着力は弱めです。そのため、プライバシーに関わる情報の通知には向いていません。
PP熱圧着方式の圧着はがき
文字や画像などの情報を印刷した用紙をラミネート加工し、圧着する方式です。印刷面に光沢が出るため、高級感を演出できます。ただし、粘着力が弱く、大量に印刷すると割高になるという特徴もあります。
圧着はがきのDMを読ませるための工夫
圧着はがきは比較的開封率が高いといわれていますが、着実に読ませるためには工夫が必要です。たとえば、視覚的に目立つデザインを採用し、興味を引く必要があります。特典を分かりやすく記載し、受け取った人にDMを開封したいと思わせることが大切です。
また、開封のしやすさにこだわると、DMの効果をさらに高められます。特殊な圧着はがきを使用し、DMとしてのインパクトを強めるのも良いでしょう。
圧着はがきを活用するポイント
圧着はがきをただ「情報量が多いハガキ」として送るだけでは、期待するほどの成果は得られません。限られた紙面の中でユーザーの心理を動かし、具体的なアクション(購入、問い合わせ、WEB誘導など)へ繋げるためには、設計段階での戦略的なアプローチが必要です。現場のデータから導き出した、活用時に押さえるべき重要なポイントを解説します。
表面の「開くメリット」を2秒で伝える
圧着はがきの成否は、ユーザーがポストから取り出して最初に見る「表面(宛名面)」の設計で成果が出るか否かが決まります。
人がDMを「自分に必要か、不要か」を判断する時間はわずか2秒。表面に「重要なお知らせ」「新商品のご案内」といった抽象的な表現しか書かれていないと、めくる手間が勝ってしまい、そのまま廃棄されるリスクが高まります。
表面には必ず、「〇〇様限定・500円引きクーポン在中」「今月中に手続きが必要な大切なお知らせ」など、「中に自分にとって有益な情報(または必要な情報)が入っていること」を明確に一言で記載することが、めくり率(開封率)を高める鉄則です。
「めくる順番」を意識した視線誘導(Zの法則)
中面(圧着されている内側)のデザインは、ユーザーの視線の動きを計算してレイアウトする必要があります。
人の視線は、紙面を開いたときに「左上 → 右上 → 左下 → 右下」へと「Z」の文字を描くように動く習性(Zの法則)があります。
-
左上(スタート地点): 最も伝えたいメインのキャッチコピーや、ターゲットの共感を誘う課題提起を配置します。
-
中央〜右側: 商品・サービスの具体的なメリットや、不安を解消する「お客様の声」などの詳細情報を掲載します。
-
右下(ゴール地点): 最後に視線が止まるこの位置に、QRコードや申し込みボタンなどの「ネクストアクション(行動の出口)」を大きく配置します。 この流れを無視して情報をバラバラに配置すると、読者はストレスを感じて途中で離脱してしまいます。
次の行動(WEBや店舗)への導線を1つに絞る
豊富な情報量を載せられるのが圧着はがきの強みですが、ユーザーに要求するアクションまで欲張ってしまうと、かえって行動率は低下します。
「WEBサイトを見てほしい」「公式LINEに登録してほしい」「店舗にも来てほしい」と、複数のQRコードや選択肢を並べるのは逆効果です。
人間の脳は、選択肢が多いほど「選ぶストレス」から行動を先延ばしにする傾向があります。DMの目的に合わせて、「行動の出口は1つ(例:このQRコードから特設サイトへアクセス)」に絞り込み、フォントを大きくしたりして、迷わせない工夫を徹底してください。
ターゲットに合わせた「紙のサイズ」と「折り方」の選定
圧着はがきには、通常のハガキサイズからA4大判サイズ、2つ折り(V字)や3つ折り(Z折り)など、様々なバリエーションがあります。これらを「予算」だけで選ぶのではなく、「誰に、何を届けるか」で使い分けることが重要です。
-
シニア層向け・高額商材: 文字を大きく視認性を確保する必要があるため、「A4サイズ」や情報量の多い「Z折り」が適しています。
-
若年層・スマホ誘導目的: 気軽に手にとってサッと読める「通常ハガキサイズのV字圧着」で、スピード感を持ったアプローチが効果的です。 ターゲットの年齢層やライフスタイル、そして紹介する商材の特性に合わせて最適な仕様をマッチングさせることが、費用対効果(ROI)を最大化する鍵となります。
ターゲットの年齢層やライフスタイル、そして紹介する商材の特性に合わせて最適な仕様をマッチングさせることが、費用対効果(ROI)を最大化する鍵となります。
DMのプロに丸投げする
ここまで解説した「表面のキャッチコピー」「視線誘導」「導線の絞り込み」といったテクニックは、どれも一朝一夕で形にできるものではありません。社内のリソースだけで手探りで進めるよりも、初期段階からDMの専門業者へ「一括して任せる」ことが、実は最も確実で費用対効果の高いアプローチです。
DMのプロには、過去数千件に及ぶ「A/Bテストの成功・失敗データ」が蓄積されています。自社では「綺麗で完璧」と思えるデザインでも、プロの目から見ると「剥がし口が分かりにくい」「QRコードへの誘導が弱い」といった改善点が即座に見つかるケースが多々あります。
さらに、印刷・圧着だけでなく、ターゲットリストのクリーニング(重複や移転データの排除)から郵便局への割引申請、発送代行までをワンストップで任せることで、社内の担当者様はコア業務に集中できるようになります。
まとめ
圧着はがきを使用すると、効果的なDMの送付が可能です。中身が見えないという特徴を活かせば、親展を通知する際にも活用できます。圧着はがきにはさまざまな種類があるため、用途や目的に応じて上手に使い分けましょう。
弊社が提供するDM印刷・発送代行サービス「DM診断」は、業界最安クラスで提供しています。
印刷・発送だけでなく、30年以上のノウハウと実績に基づき、きちんと「効果の出る」DMの制作からまるっとお任せいただけます。
表示価格はすべてコミコミ価格の明朗会計で、30年で培ったノウハウやお付き合いをフル活用した、安心・高品質・低価格の三拍子そろったサービスが好評です。
まずはお気軽に、見積もりからお問い合わせください!







