DMはエステサロンの新製品の案内やキャンペーンを顧客に知らせるなど、リピーターの獲得に有効な手段です。
この記事では、紙媒体によるDMの送付を検討している、エステに関連する企業のマーケティング担当者に向けて、エステサロンにおすすめなDM送付のコツについて解説しています。
例文や注意点なども紹介しているので、DMを送付する際の参考にしてください。
目次
エステサロンにDMは必要?
顧客に情報を届ける方法として、DM以外にメルマガやLINEなどが利用されています。
電子メールは、コストをあまりかけずに多くの人に一斉送信できるなどのメリットもありますが、紙媒体のDMには電子メールとは違ったよさがあります。
この記事をきっかけに、DMを利用して顧客との関係性を深め、リピーターの獲得を目指してみてはどうでしょうか。
関連:DM(ダイレクトメール)とは?種類別のメリット・デメリットや成果を得るコツを解説
エステサロンがDMを送るメリット
エステサロンでDMを利用した場合、どのようなメリットが得られるのか、以下で解説します。
開封率が高い
DMは顧客の郵便ポストに直接届くため、自然な形で手に取ってもらえる状況をつくれます。
また、自宅の玄関やテーブルに置いてあるだけで、顧客本人だけでなく家族の目にも触れることになるため、送った人以外に届く可能性もあるでしょう。
一方、電子メールの場合は、受信メールに気がつかない、気軽に消去する、という人も多くいます。
関連:【開封率は74%】DMの開封率の目安は?開封率を上げるコツも解説
ターゲットを絞れる
DMは、送付内容によって特定のターゲットのみに絞って送れます。たとえば、一度でも店舗に訪れた顧客や、特定のエリアに住んでいる顧客に限定して送るなど、リピーターになる可能性が高い人に絞り込むことも可能です。
また、ターゲットにのみ送付するため、費用対効果も高くなります。
効果を測りやすい
DMは、一方的に情報を伝えるためだけのツールではなく、マーケティングの効果測定としても有効です。
たとえば、DMを持参した人を対象に、「○割引」や「○円オフ」などのキャンペーンを実施するとします。そうしておけば、来店時にDMを持参した人数や顧客層などのデータを把握可能です。
関連:DMの効果測定をするには?役立つ指標や具体的な方法を解説
エステサロンがDMを送るタイミングは?
1. 初回来店から「3日〜1週間後」(サンキューDM)
初回体験コースなどから本契約や2回目の来店に繋げるための、最重要タイミングです。
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狙い: エステの施術効果は数日で元に戻りやすいため、効果を実感しているうちに次のステップを提案します。
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内容: 来店への感謝、施術後の経過(もみ返しは起きていないか等)の気遣い、自宅でのアドバイス、そして「○日以内の次回予約で特典」といったリピート動機を作ります。
2. 前回の施術から「3週間〜1ヶ月後」(ステップDM)
肌のターンオーバー(約28日周期)や、痩身の脂肪燃焼サイクルに合わせたタイミングです。「そろそろ次のケアをしなきゃ」という美意識を再点火させます。
【例】「前回の施術から1ヶ月、お肌(お身体)の状態はいかがですか?細胞が生まれ変わるこのタイミングでのケアが、理想への近道です」
3. しばらく足が遠のいた半年後以降
「仕事が忙しくなった」「なんとなく行くのをやめてしまった」というお客様に、もう一度思い出してもらうタイミングです。心理的に「今さら行きづらい…」と思っているお客様の心理的ハードルを下げます。
売り込みではなく「〇〇様、お元気にされていますか?」というお伺いから始め、サービス券や新メニューの体験案内を添えてきっかけを作りましょう。
【例】「〇〇様、ご無沙汰しております!以前気にされていたニキビ跡について、ご状況はいかがでしょうか。当サロンでは現在、夏のニキビ跡撲滅キャンペーンを行っております。リピーター様に限り10%オフで施術できますので、この機会にぜひご来店くださいね!
4. お客様の「お誕生日月」(バースデーDM)
1年の中で、もっともお客様が自分へのご褒美を許容しやすいタイミングです。他店への浮気を防ぎ、サロンのファンになってもらいます。
【例】「いつも頑張っているあなたへ、特別な癒やしの時間を。お誕生日おめでとうございます。お誕生日月である今月は、いつもより贅沢なプランで頑張るお肌にご褒美をあげませんか?」
5. 季節の変わり目(シーズンDM)
肌や身体のトラブルが急増する、年間を通じたタイミングです。
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春(3〜4月): 紫外線が強くなる前の「美白・UV対策」、新生活前の「フェイシャル」
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夏(6〜7月): 薄着の季節に合わせた「本格痩身・デトックス」「毛穴ケア」
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秋(9〜10月): 夏の強い紫外線ダメージを回復させる「保湿・シミ対策ケア」
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冬(11〜12月): イベント(クリスマス・成人式)前の「駆け込み自分磨き」「極上乾燥対策」
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エステサロンの誕生日DMの例文
顧客の誕生日にあわせてDMを送付する場合は、誕生日を祝うメッセージとサロンを利用してくれたことへの感謝の言葉を入れましょう。さらに、再来店のきっかけをつくりやすい言葉や、プレゼント、特典があることを強調した文章も効果的です。
例文1
日頃から当サロンをご愛顧いただき、誠に感謝申し上げます。
○月○日は○○様のお誕生日ですね。
改めまして、○○様、お誕生日おめでとうございます!
当サロンより日頃の感謝を込めて、ささやかではありますが○○様にプレゼントをご用意いたしました。
次回ご来店の際に、こちらのハガキをお持ちいただければ、ご利用料金を○%オフとさせていただきます。
例文2
○○様、お誕生日おめでとうございます。
いつも当サロンをご利用いただいている○○様がスペシャルな誕生日を過ごせるよう、ささやかながらプレゼントをご用意させていただきました。
○○メニューを1回限り無料とさせていただきます。
次回来店される際は、こちらのハガキをお持ちください。
スタッフ一同、○○様のご来店を心よりお待ちしております。
リピーター顧客を得るためのDM
DMは、初来店の顧客や前回の来店から利用がない顧客など、再来店を促し、リピーターになってもらいたい場合のアプローチ方法として有効です。
例文【初めて来店した顧客に対して】
○○様、先日は当サロンにご来店いただきありがとうございました。
当サロンのサービスやメニューにご満足いただけましたでしょうか?
○週間後に再度ご来店いただき施術すると、よりお肌の変化を実感いただけるかと思います。
またのご来店をお待ちしております。
例文【しばらく来店していない顧客に対して】
○○様、お久しぶりです!
夏が近づいてきましたが、お変わりございませんでしょうか?
二の腕が気になるというお客様の声を受けて、夏に向けて新たに痩身メニューを追加いたしました。
肌の露出も増えてくる季節ですので、ぜひ一度お試しください。
スタッフ一同、○○様のご来店を心よりお待ちしております。
既存顧客と良好な関係を維持するためのDM
DMは、定期的にサービスを利用してくれている顧客に向けた情報発信にも向いています。具体的な内容として、ニュースレターやキャンペーンなどの告知、美容関連のお役立ち情報、最新情報などがおすすめです。
例文1
○○様、先日はご来店いただきありがとうございました!
日頃の感謝を込めて、今回は○○様にお得なキャンペーンをご案内させていただきます。
○月○日~△月△日までの期間中にご来店いただくと、通常料金が○%オフになります。
非常にお手頃な価格となっておりますので、ぜひご利用いただけますと幸いです。
またのご来店を楽しみにしております。
例文2
いつも当サロンをご利用いただき、誠にありがとうございます!
じめじめと湿度・温度の高い時期が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
梅雨時期は汗や皮脂が過剰に分泌され、お肌のpHがアルカリ性に偏りやすくなり、シミやシワ、たるみ、ニキビなどの原因になるともいわれています。
お肌の悩みなどがございましたら、気軽にご相談ください。
○○様のご来店を心よりお待ちしております。
エステサロンがDM送付を成功させるコツ
ここでは、DMをより効果的に活用するコツについて詳しく解説します。以下のポイントを参考にしてください。
鮮やかできれいなデザインにする
DMを開封してもらうためには、顧客の心に残りやすいデザインにすると効果的です。
インスタ映えするような配色やデザインを選び、思わずSNSで投稿したくなるようなDMにすると、喜ばれる可能性は高いでしょう。実際にSNSに投稿され画像が拡散されれば、投稿内容を通してほかのSNSユーザーに自社を知ってもらうきっかけになります。
関連:DMデザインのコツ!見た目を変えてレスポンスや売上を改善しよう
手書きの文章を添える
印刷されたテキストだけでは、自分だけに送られているという特別感は味わえないため、顧客が味気なさを感じる可能性があります。
エステをよく利用してくれる優良顧客に送付するときなどは、施術の際のエピソード、顧客が購入した商品に関する話題などを、手書きで添えると喜ばれるでしょう。特別感が出るため、自社のファン獲得に繋がります。
関連:DMを手書きする効果は?具体的な書き方や例文とともに解説
エステサロンがDMを送るときの注意点
DMを送付する際は、いくつか注意すべきことがあります。以下では、送付時の注意点を解説します。
文章は失礼にならないよう丁寧に
DMに用いる文章は丁寧な言葉を使用し、入稿前に誤字脱字がないか、相手に失礼になる言葉や言い回しはないかなどの確認を行うことが重要です。
また、手書きの文章を添える場合は、ゆっくりと丁寧な字で書くようにしましょう。手書きが乱雑だと、逆に悪印象をもたれる可能性があるため、注意が必要です。
送付する頻度に気をつける
DMを送る頻度が多い場合、受け取った人に負担をかけてしまう可能性があります。なかには、DMの受け取りを拒否されてしまうケースもあるため、頻度にも配慮が必要です。
また、送付頻度が多くなくても、施術中に説明したことと同じ内容を、しつこく何度もDMで送らないようにしましょう。DMを送付する場合は、控えめ程度がおすすめです。
まとめ
DMは、エステサロンでのリピーター対策など、顧客へのアプローチとして有効な手段です。ターゲットを絞れるうえに、マーケティング効果の評価にも活用できます。自社にDM作成が得意な人材がいない場合は、DM制作が得意な会社に依頼しましょう。
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