入稿完全データの基礎知識。DM発送代行を格安で!全国対応、最短当日発送

入稿完全データ基礎知識

ここでは、Illustratorを用いた入稿完全データを作成するにあたり、必要な基礎知識をご紹介します。
完全データとは、修正不要な、不足のない入稿データのことです。
弊社のデータチェックをご利用でない場合、入稿前に下記に関するご確認をお願いいたします。

1. トンボ(トリムマーク)について

トンボ(トリムマーク)

トンボとは、裁断される仕上がり位置の指定をする印になります。仕上がりサイズを指定するものなので、必ずつけていただくようお願いしております。
また、このトンボはレジストーションカラー(C:100%、M:100%、Y:100%、K:100%)で作成すると、版ズレ(CMYK4色がずれて印刷された状態のこと)が起こっていないかどうかの確認もできます。

2. 塗りたしについて

塗りたし

塗りたしとは、印刷物の仕上がりサイズから3mm外側に背景を引き延ばしていただくことをいいます。そうすることで、裁断した際に若干のズレが生じても見た目に影響が出ません。この塗りたしがない場合は、裁断のズレによって紙の地色がでてしまうことがあります。

3. 仕上がりサイズと文字データについて

仕上がりサイズと文字データ

印刷後は、仕上がりサイズで紙を裁断します。その際、若干のズレが生じる場合がございます。そのため、切れてしまうといけない大切な情報である文字やロゴなどは、仕上がりサイズの3mm内側に配置していただくことをオススメしています。

4. RGBとCMYKの違い

RGBとCMYK

RGBとは、Red(赤)・Green(緑)・Blue(青)を重ねることによる色の表現法のことをいいます。RGBは、光の三原色とも呼ばれ、混ぜるほどに明るく、白に近づいていきます。パソコン等によるデジタルでの表現でよく用いられます。

CMYKとは、Cyan(シアン)・Magenta(マゼンタ)・Yellow(イエロー)・Key plate(キープレート≒黒、墨)を重ねることによる色の表現法のことをいいます。CMYKは、色の三原色とも呼ばれ、混ぜるほど暗く、黒に近づいていきます。紙に印刷する場合は、このCMYKを用います。

RGBで作られたデータを印刷する際は一度、CMYKに変換いたします。変換されたRGBカラーはパソコン画面で確認した色よりも、一段暗い色味に変換されます。そのため、印刷データを作成する際はCMYKで作成することをお願いしております。

5. リッチブラックについて

黒の表現

印刷物に関して、黒の表現は2種類あります。
まず1つがスミベタ(K100%)です。これはBlackのインクのみ、100%で印刷されます。スミベタは、黒背景の上に白抜き文字・線を置く場合や、白背景に黒文字・線を印刷する場合に美しく印刷されます。
次に、リッチブラック(C:40%、M:40%、Y:40%、K:100%)があります。これは、スミベタに比べ、深く濃い黒が表現できます。背景に他の色があり、その上に黒を置く場合は、リッチブラックで表現すると美しく印刷できます。

また、背景の上に黒を置く場合、スミベタですとブラックオーバープリント(スミノセ)になります。ブラックオーバープリントになると、前面の黒と背面の色が混ざり、黒が透けて見えてしまいます。そのため、リッチブラックに設定されることをオススメしています。

※CMYKを全て100%にすると、インクの使いすぎで乾きにくく、裏写りしてしまう可能性があります。CMYKの数値が250%を超えないよう、注意してください。

6. 文字の最小サイズと線の最小幅について

文字の最小サイズと線の最小幅

印刷物の場合、文字の最小サイズは6pt(1ポイント=約0.35mm)を推奨しております。これより小さい文字サイズですと、文字が潰れて読めない、可読性が低くなってしまいます。
また、線の幅は低すぎるとうまく印刷されません。弊社では、0.25pt以上に設定していただくことを推奨しています。

7. 完全データ作成チェック項目

最後に、入稿前のデータチェック項目をご確認ください。

  • トンボはつけましたか?
  • 塗りたしは仕上がりサイズより外側へ3mm足しましたか?
  • 文字やロゴは仕上がりサイズの3mm内側に配置されていますか?
  • カラー設定はCMYKになっていますか?
  • 単色背景の上の黒文字・線は、スミベタ(K100%)ですか?
  • ブラックオーバープリントがある場合は、リッチブラックに設定されていますか?
  • 文字サイズは6pt以上、線幅は0.25pt以上に設定されていますか?

他にも、完全データを作成するにあたって不安に思うこと、お悩みのことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。データ作成に不安があるご担当者様には、企画・デザインからお任せいただけるプランもオススメです。

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