荷物の配送にゆうパックを利用する際には、宛名などを記載する伝票ラベルが必要です。このラベルは、郵便局などで入手するほか、実は自宅での印刷もできます。
この記事では、配送方法別に必要な伝票ラベルの種類や入手方法、自宅で印刷する方法なども紹介します。是非、荷物や贈り物の配送にゆうパックを利用する際の参考にしてください。
目次
ゆうパックを利用する際は専用伝票ラベルの用意が必要
荷物や贈り物などの配送にゆうパックを利用したい時には、専用の伝票ラベルの用意が必要です。ゆうパック専用の伝票ラベルには、用途に合わせて4種類あるため、適したものを使わなければなりません。
ゆうパックには、元払い、着払い、代引きの他、貴重品を送る時に補償をつけたい場合など、いくつか配送方法があります。間違った伝票ラベルを使って配送してしまうと、贈り物で元払いのつもりが着払いにしてしまったなど、先方にも迷惑がかかる恐れもあるので、注意が必要です。
ゆうパックの送り状伝票ラベルがもらえる場所
ゆうパックを利用したい時に、伝票ラベルを用意するためにはどこでもらえばいいのでしょうか。
ここからは、ゆうパックの伝票ラベルを用意できる場所や方法を紹介します。
郵便局
ゆうパックは日本郵便が運営する宅配サービスです。そのため、全国すべての郵便局で伝票ラベルが用意されています。郵便局の規模に関わらず、営業時間内であればいつでも貰えます。
営業時間は、基本的に平日の朝9時~夕方17時ですが、場所によっては時間帯が違う場合や、土曜日、日曜日、祝日でも貰える営業所もあるので、事前にチェックして行くのがおすすめです。
また郵便局では、荷物を持ち込みでゆうパック利用をすると、荷物1個につき120円の持込割引が適用されます。郵便局には伝票ラベルを記入するスペースも用意されていることがほとんどなので、すぐに配送できる状態で伝票ラベルを貰いに行くと、持込割引適用でスムーズに配送できます。
ゆうパックを取り扱っているコンビニ
ゆうパック専用の伝票ラベルは、一部のコンビニでももらえます。ゆうパックを扱っているコンビニは以下の通りです。
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
- ローソンストア100
ゆうパックの取扱いがあるコンビニでは、レジ付近などに着払い・元払いの伝票ラベルが用意されています。郵便局とは違い、24時間営業でいつでも受け取れるため便利です。
また、上記以外のコンビニでは、ゆうパックの取り扱いはありません。セブンイレブンやファミリーマート、デイリーヤマザキでは、ヤマト運輸のサービスが利用できます。ゆうパックを利用する必要がある場合には注意が必要です。
集荷サービスの際に持って来てもらう
ゆうパックには、自宅や職場まで荷物を取りに来てくれる集荷サービスがあります。集荷サービスを利用すれば、必要な伝票ラベルも一緒に持って来てもらえます。
ゆうパックの集荷サービスは、電話かWeb集荷サービスから依頼可能です。Web集荷サービスの場合は、依頼時に伝票ラベルが必要か必要でないかをチェックすることが出来ます。
電話依頼する場合、ドライバーが伝票ラベルを持っていないこともあるため、集荷依頼時に専用の伝票ラベルを持ってきてもらうよう伝えておくことが大事です。
ただし、集荷サービスの時に伝票ラベルを持ってきてもらうと、受け取った後に記入する時間が必要になるので、スムーズに集荷してもらうためには事前に準備しておいた方が良いでしょう。
ゆうパックのラベルは自宅でも印刷可能
ゆうパックの伝票ラベルが必要だけど、郵便局やコンビニに行くのが面倒という場合は、自宅で印刷することも可能です。
日本郵便のWebゆうパックプリントサービスでは、ゆうパックの伝票ラベルや書留・特定記録郵便などのラベル、受領証を自宅で印刷できます。利用は無料で、インターネットにつながったパソコンとプリンターが必要です。
Webゆうパックプリントサービスでは、ゆうパックや郵便物の伝票ラベル印刷のほか、配送状況のチェックや出荷履歴データの確認、テキストファイルでの住所録のアップロードも可能です。
【どれを用意すればいい?】ゆうパックの伝票ラベルの種類
ゆうパックの配送方法別に、必要な伝票ラベルは以下の通りです。
- 一般的な元払いで配送したい場合:青の伝票ラベル
- 着払いで配送したい場合:赤の伝票ラベル
- 代引きで配送したい場合:薄いピンクのラベル
- 貴重品や特に高価なものを配送したい場合:緑の伝票ラベル
代引き専用の薄いピンクのラベルを利用すると、差出人が指定した金額を荷物と引き換えに預かり、指定の口座に送金してもらえます。
また、貴重品や特に高価なものを送る場合に補償をつけたい場合は、緑のセキュリティ専用伝票ラベルを利用すれば、万が一の場合に50万円まで補償されます。青の伝票ラベルでも30万円までの補償は付いているので、緑のラベルは特に高価なものの場合に利用します。
ゆうパックの送り状ラベルを印字印刷する方法
Webゆうパックプリントサービスでゆうパックの伝票ラベルを印刷するためには、まずユーザー登録をしてゆうびんIDを取得します。ユーザー登録には、名前・生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、任意のパスワードが必要です。
ゆうびんIDが取得出来たら、Webゆうパックプリントサービスにログインし、ゆうパックラベルの項目から「新しく作る」を選択し、印字予定データを作成します。必要事項が出てくるので、最低でも必須項目は埋めて入力すると保存、または登録が可能となります。
そのまま印刷することも可能ですが、登録しておくと次回からもその内容が利用できたり、参照できたりするので便利です。
作成したデータを伝票ラベルとして印刷する際には、必ずA4サイズで、カラー印刷する必要があります。A4サイズのカラー印刷でない場合、受付してもらえないケースもあるので注意が必要です。
手軽にゆうパックの伝票ラベルの用意をする方法2つ
ゆうパックを利用する際には伝票ラベルが必要ですが、荷物を梱包する手間に加えて、郵便局やコンビニなどに貰いに行くのは少し面倒です。また、自分で印刷する場合も、自宅にプリンターがない人も少なくありません。
ここからは、手軽にゆうパックの伝票ラベルを用意する2つの方法について解説します。
ゆうパックのラベル印字サービスを利用する
最寄りの郵便局窓口で発注することで、特定の宛先を記入したラベルを作ってもらえる印字サービスがあります。10枚単位で発注可能で、大量に配送が必要な時や、特定の送り先に頻繁に配送する場合には、自分で用意するよりも手軽です。
印字サービスは、窓口で貰える申込用紙に注文枚数やお届け先、送り主情報、指定時間帯、品名などを書いて提出するだけです。印刷できた伝票ラベルは、自宅や職場の郵便ポストに配達されます。
窓口での印字サービスに対応している郵便局は限られており、伝票ラベルが出来上がるまでには3~7日かかる点に注意が必要です。また、コンビニから発送したい場合はコンビニ発送に対応している伝票で印刷してほしい旨を伝えておく必要があります。
宛名書き代行サービスを利用する
日本郵便のサービスだけでなく、宛名書き代行サービスを行っている業者もあります。自分で伝票ラベルを用意する手間を省き、簡単にゆうパックの伝票ラベルを作成できます。
「贈り物なのに伝票ラベルが印刷だと味気ない」などという場合には、手書きで伝票ラベルを記入してくれる宛名書き代行サービスもあります。業者によっては、荷物の発送まで一括で引き受けてくれるところもあるので、大量の荷物や贈り物の配送が必要な場合には便利です。
まとめ
ゆうパック利用時には配送方法に応じた専用の伝票ラベルが必要なことを解説しました。伝票ラベルを用意するには、郵便局やコンビニで受け取るほか、自宅での印刷や印字サービス・宛名書き代行サービスを利用できます。配送する荷物が多い場合や、頻繁に配送を利用する場合は、印字サービスや宛名書き代行サービスを利用して大量の伝票ラベルを準備しておくと便利です。
大量のはがきやDMなどを送りたい時に、宛名代行サービスを依頼するなら、宛名.サポートがおすすめです。宛名や送り主の住所の情報を提供するだけで、宛名ラベルの印刷を行ってくれます。また、面倒な貼付作業や配送作業まで豊富なプランが用意されており、必要に応じて最適なプランが利用可能です。気持ちを込めたい時には手書きでのラベル作成もあります。
宛名.サポートについて知りたい方は、まずは以下からお問い合わせください。