こんにちは。格安DM発送代行「DM診断」です。
ダイレクトメール(以下DM)は、封筒で送ると特に効果的です。
この記事では、DMで使用する封筒の種類、DMを封筒で送るメリット・デメリットについて解説します。
送付したDMの開封率を上げるために意識したいポイントについても紹介しているので、参考にしてください。
目次
封筒で送るDMは有効?
封筒で送るDMの開封率は比較的高いと考えられます。
日本ダイレクトメール協会がが発表した「DMメディア実態調査2023」の調査によると、DMの開封率については以下のようになっていました。
- 本人宛DMの開封率は75.1%
- 自分宛、家族宛を含めたDMの開封率は64.8%
この統計からは「DMは6割以上は開封される」「本人宛のDMの開封率は7割以上」であると判断でき、DM全体の開封率は比較的高いと考えられます。
多くのメールにまぎれて削除されることも多いメルマガに比べると、手軽に開封できるはがきのDMの開封率は高いといえます。
【関連記事】
DMの開封率の目安は?開封率を上げるためのポイントとともに解説
DMで使用される封筒の大きさは3種類
DMでよく使用される封筒の種類について解説します。
角形2号封筒
角形2号封筒は、縦33.2cm、横24cmサイズの封筒です。
A4用紙を折らずにそのまま入れられるため、さまざまな書類のやり取りで活用されています。クリアファイルごと入れられるため、非常に便利です。
メール便の活用で、厚さ10mmまでは80円、厚さ20mmまでは160円で送付できます。
長形3号封筒
長形3号封筒は、縦23.5cm、横12cmサイズの封筒です。
A4用紙を入れるためには、三つ折りにする必要があります。
定型郵便として送れる最大のサイズであり、一般的によく利用されています。
重さにもよりますが、基本的には80円で送付できます。
カスタムサイズ
自由にサイズを決めて作った封筒です。
中に入れる書類にあわせ、好きなサイズにできます。通常の封筒とは異なる形にすることも可能です。入れる書類によっては便利に活用できます。
封筒の材質による違い
DMに使用する封筒の材質によってどのような違いがあるのかについて解説します。
紙の封筒
紙の封筒は、封筒の材質として最も一般的で、よく使われています。
ビジネスでよく使われる紙の封筒は、中身が見えないため、きちんとした印象を与えたい時などに役立ちます。
以下では、紙の封筒として代表的なものについて特徴を解説します。
クラフト封筒
クラフト封筒は、一般的に茶封筒とよばれる封筒で、汚れも目立ちにくく丈夫です。
封筒の価格は安く、大量発送したい場合に適しています。
ホワイトケント封筒
ホワイトケント封筒は、表面が白く、カラー印刷をした際に、文字や絵がきれいに印刷されます。
自社の商品・サービスをアピールするためのDMに使われることが多いです。
カラー封筒
カラー封筒は、封筒に色がついている封筒で、さまざまな色のバリエーションがあります。
選ぶ色によって印象を変えられ、他のDMとの差別化ができます。
他の封筒に比べると価格が高く、文字が見えにくくならないように、印刷に使用するインクの色を工夫する必要があります。
ビニールの封筒
ビニールの封筒として代表的なのは、CPPとOPPです。
透明で中身が見えるため、訴求効果があり、開封率も高いです。
以下で、それぞれの特徴について解説します。
CPP
ポリプロピレンを使用した破れにくい素材です。
汚れや水にも強く、見た目に高級感があります。
少し曇って見えますが、中が見える程度の透明度があります。
OPP
ポリプロピレンを伸ばし、透明なフィルムのように加工して作られています。
封筒を開けなくても中身がわかるため、興味を引きつけやすいです。
ただし、傷がつくと裂ける場合もあるので注意が必要です。
DMを封筒で送るメリット
DMを封筒で送るメリットについて解説します。
差別化できる
DMを封筒で送ることで、他のDMとの差別化ができます。
封筒のデザイン・色・素材などで、オリジナリティを出すことで、第一印象などに変化をつけられます。
受け取った人の興味を引き、記載している内容に高い関心をもってもらうきっかけが作れます。
情報量が多くても送れる
DMを封筒で送ることで、より多くの情報を届けられます。
チラシ・パンフレット・リーフレットなど、さまざまなタイプの資料を送付できます。
文字数やレイアウトに制限がないため、工夫次第でたくさんの情報をわかりやすく伝えることも可能です。
DMを封筒で送るデメリット
DMを封筒で送るデメリットについて解説します。
はがきと比べると「開封率」は落ちる
封筒を開封する手間があるため、必ず開封されるとは限らず、はがきに比べると開封率は低いです。
はがきは、記載されている内容が見える状態で届くため、「開封率100%」と表現されることもあります。
封筒でDMを送付する場合は、開封してもらえるための工夫が必要となります。
開封率もDM発送において重要です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
【関連記事】
DMの開封率の目安は?開封率を上げるためのポイントとともに解説
はがきと比べるとコストがかかる
はがきと比較すると、封筒で送付するDMには多くのコストがかかります。
封筒代・印刷代・送料に加えて、作成した書類を封入する作業に対して人件費もかかります。
はがきは、サイズが小さいので、はがき代・印刷代・送料は、封筒より安く、印刷するだけで送付できるため、余計は作業コストがかかりません。
関連:ダイレクトメール(DM)の送付料金とは|コスト削減のコツを詳しく解説
封書DMのサイズ・素材の選び方は?
封書DMのサイズや素材の選び方については、以下の3点に留意しておきましょう。
- 封書サイズの定番は長形3号と角形2号
- 一般的な素材は紙の封筒
- 安さ重視ならビニールの封筒
封書サイズの定番は長形3号と角形2号
サイズに迷った場合は、定番サイズである長形3号か角形2号がおすすめです。
長形3号は一般的な封筒の中で最もポピュラーなサイズで、ビジネスシーンでも広く使用されています。特別なアピールポイントがない場合は、この長形3号を選択するのが無難でしょう。
一方、角形2号はA4サイズの書類をそのまま入れられる大きさが特徴です。受け取った時の存在感も大きく、インパクトを重視したい場合の良い選択肢となります。
一般的な素材は紙の封筒
封筒の素材選びでは、紙製が最も一般的です。紙封筒はどんなビジネスジャンルでも違和感なく使用でき、高級感も演出できます。
また、美容系や健康系など、プライバシーに配慮が必要な商材の場合は、中身が見えない紙封筒を選びましょう。
安さ重視ならビニールの封筒
コスト面を重視する場合は、ビニール素材の封筒も選択肢の一つです。紙封筒と比べると一般的に安価で済むというメリットがあります。
ただし、中身が透けて見えるため、開封前に不要と判断されて破棄されるリスクが高く、また安っぽい印象を与える可能性もあります。
そのため基本的には「まだDMを試したことがなく、本当に効果が出るのか不安なので低コストで検証してみたい」というケースにおすすめです。
封筒の開封率をさらにあげる5つのポイント
封筒の開封率をあげるには、どうすればよいのでしょうか。
ここでは、封筒の開封率をさらにあげる5つのポイントについて解説します。
- ハサミを使わず開けられる封筒にする
- 内容に合わせた封筒を選ぶ
- キャッチコピーが見えるようにする
- アイキャッチを工夫する
- 特別な価値をアピールする
ハサミを使わず開けられる封筒にする
ハサミを使わず、すぐに開けられる封筒であれば、手間をかけずに開封できます。
ミシン目やジッパー加工などを施した封筒を使用すると効果的です。
受け取った人の目線に立ち、簡単に開封できる工夫を取り入れましょう。
内容にあわせた封筒を選ぶ
DMの封筒を選ぶ際に、中に入れる内容にあわせた選び方をすることが大切です。
封筒の外観は、第一印象を左右するため、透明な封筒にするのか、紙の封筒にするのか、目立つ紙の色にするのかなどを検討しましょう。
紙封筒のほうがよい場合
紙封筒のほうがよいのは、きちんとした印象を出したい場合、自社に対する信頼を強めたい場合などです。
正式な書類として認識されやすいので、開封して丁寧に読んでもらえる可能性があります。
社名やロゴを印刷した紙封筒を用意しておくとよいです。
透明な封筒のほうがよい場合
透明な封筒のほうがよいのは、中身を見て欲しい、興味を引きたい、内容を訴求したい場合などに向いています。
紙の封筒に比べるとチープな印象あることと、破れ安いなどのリスクがあります。
薄い冊子やチラシなどであれば問題なく使用可能です。
キャッチコピーが見えるようにする
DMを開封したくなるような、キャッチコピーが見えるように工夫しましょう。
適切なキャッチコピーでアピールできれば、開封を促す効果が期待できます。
素材が紙の場合は、直接印刷し、透明な封筒を使用する際は、外側からキャッチコピーが見えるよう工夫することをおすすめします。
アイキャッチを工夫する
文章で興味を引きつけるだけでなく、写真やイラストで興味を引きつけるなど、アイキャッチを工夫しましょう。
アピールしたい内容が伝わる、魅力的な写真やイラストを活用します。
特別な価値をアピールする
DMを開封してもらうためには、単に情報を伝えるだけでなく、特別な価値をアピールすることが大切です。
キャンペーンの周知、クーポンの同封など、開封することで得られるメリットを強調しましょう。
関連:DMでクーポンを送ろう!クーポンの意義や魅力的なクーポン送付方法とは?
まとめ
はがきや封筒で送付するDMは、メールよりも高い確率で開封してもらえます。
封筒の開封率は、はがきより低いですが、工夫することで、高い開封率を実現できます。
紙の封筒・ビニールの封筒、それぞれの特徴を活かし、上手くアピールすることが可能な、封筒によるDMを送付しましょう。
業界最安で印刷と発送の代行を行っているDM診断なら、当日の発送が可能です。
どのようなファイル形式にも対応しています。
2,000社の取引実績があり、多くの企業が利用しています。
封筒でDMを送る作業を効率化するために、ぜひ活用してください。
封筒を使ったDMの料金の詳細は「DM診断の封書DM」に記載していますので、興味があれば価格感などぜひご覧ください。