料金後納とは、郵便局のサービスの1つで1月分の郵便発送代金を纏めて翌月に支払うことができるという制度のことです。あらかじめ郵便局に申し込み承諾番号を貰い受けてから、切手の代わりに料金後納の印のあるハガキや封筒を印刷する必要があります。
そうすることにより、事務作業の軽減を図ることができるほか、切手を貼ることの手間や時間を節約することが可能です。細々と切手を買うのではなく使った分がまとめて請求されるため経理作業の手間の軽減にもつながります。また、経費削減の効果もあり一定の差し出し条件を満たすと月額割引制度が適応されます。この制度は、ハガキや手紙に限らずゆうパックでの荷物や国際郵便などにも有効です。
サービスを受けられる条件としては、月に50通以上の手紙、または荷物を送る場合に限れます。このため、不特定多数に毎月DMを出す必要のある企業やお知らせなどを出さなければいけない自治体などで活用されています。国際郵便の場合には、10個から料金後納制度を利用することができます。また、サービスを受けるためには担保が必要とされており、月の概算のバイトの額の現金や郵便局指定の有価証券を収めることを原則としています。