レスポンスデバイス(Response Device)とは問い合わせを消費者からもらうための仕掛けをいいます。チラシやダイレクトメールを受け取った人が申し込みや問い合わせをする手段のことです。
連絡手段としては、電話、FAX、URL、QRコード、メールアドレスなどがあります。これは消費者(顧客)と企業を結ぶ接点となります。この問い合わせに1番身近なものに電話番号があります。電話番号を通話料無料にフリーダイヤルのすることで消費者の反応は良くなります。電話対応はなるべくは遅い時間まで受け付けているほうが望ましいのですが、24時間対応にすると人件費におおきくコストが取られてしまいます。そのために、連絡手段をFAXやインターネット(メールアドレス、QRコード)など幅広い連絡手段を増やし、受付時間を拡大させたり、電話受付も音声ガイダンス機能などを活用し、コスト軽減、24時間受付を可能にするなどの工夫が必要となってきます。
また、広告やダイレクトメール、ホームページにおいては、レスポンスデバイスの見せ方が非常に重要になってきます。どんなにきれいにわかりやすくデザインされていてもレスポンスデバイスの見せ方が適切でなければレスポンス(反応)は期待できません。どのページを見ても、問い合わせ先がすぐにわかるように、また一番効率のいい、最適なレスポンスデバイスが何であるかをわかりやすく案内できるよう、見せ方を工夫、改善することが必要でしょう。