ダイレクトメール関係の用語にリーチ(Reach)というものがあります。リーチは到達するという意味ですが、ダイレクトメールの世界では広告の到達率のことを指します。マスメディアなどのリーチは、同じ人が繰り返し見ることもあるため、繰り返しを除く何人に広告情報が届いたかを別途確認しないとその広告の効果が測定できませんが、ダイレクトメールの場合は不着率さえ確認できれば届いたものはすべてユニークユーザーと理解できるため効果測定の比較的簡単で、効果的な広告手法といえます。
ダイレクトメールを確実に届けるためには、封筒等を用意し、広告物をそれに封入し、宛先を印字もしくはラベル貼りによって明確にして発送するという作業が必要ですが、これらの作業には手間がかかります。そのため、宛先のラベル貼り付けは手貼り以外に機械貼りという選択肢もあります。自社でその機械に投資をするのは無駄が生じるおそれがあるため、そういったラベル貼り作業を機械で対応してくれる業者に依頼するという方法もあります。通常、機械貼りの場合はその稼働を多く確保できるとコストは安くなるため、多くの枚数を依頼すると料金が下がる体系がとられていることが一般的です。ラベルが確実に貼られることでリーチを確実にすることができるでしょう。