マーケティングにおける有効な手法の一つとしてダイレクトメールがありますが、送る相手先の選び方や送り方によって、レスポンスの違いやコストの違いが出てきます。効率的に行うには工夫が必要です。
送る相手先を選ぶ手法の一つにライフステージ(Life Stage)に着目して送るという方法があります。ライフステージ(Life Stage)とは、人生の結婚、出産、退職等の節目をいいますが、このタイミングではそのステージにあった商品やサービスの購買意欲が高まります。それを狙って送ることが重要です。
また、発送コストについては、同一の差出人からの定形郵便物や定型外郵便物について、同時に100通以上を同一の郵便区内に送る場合に、集荷と発送の費用の割引がある郵便区内特別郵便物の制度の活用をすると良いでしょう。これは日本郵政が行っているサービスです。地域に根差したショップがその地域の住人向けにダイレクトメールを送る場合などには強力な武器になるでしょう。
また、同一区内在住の顧客に関してライフステージ別に管理し、郵便区内特別郵便制度を併用してダイレクトメールを送ることによって、コストを下げ効果をあげて利益を最大化することができるようになるでしょう。