DMを出すときに定形外郵便物を使う利点は.A4サイズ(一般的なコピー用紙のサイズ)を余裕を持って封入できるサイズなので、作る側のレイアウトがしやすいことと、読者もサイズ感に慣れているので、目を配りやすいことです。パンフレットのサイズに変化をもたせたりすることも可能です。2.パンフレットを細かく折る必要がないことです、定型郵便を使うと、横幅がぎりぎりになることがあるので、定型外だと開封時に郵便物の端が切れた、などの事故が起こりにくくなります。3.4kgまでの重量が使えるので、返信用封筒などを同封しても、重量制限にかかる心配をしなくて良い、あるいは、卓上型カレンダーなど、少し厚みのある品物を、顧客に送付出来るなどの点が挙げられます。
定型郵便は、実務連絡にかかわるもの(銀行口座の変更など)に使われるというイメージがあることも、DM用として利用するときに、定型外郵便が多くなることと関係しているのではないでしょうか。最近では、紙で作られた定形外郵便に加え、折れにくいダンボールを、封筒の形に仕上げ、景品の小物類を発送する例や、化粧品のサンプルなどを発送する例もあります。宅急便で送るには余裕があり過ぎる場合など、さまざまな利用方法の広がりを見せています。