転換率(コンバージョンレート)(Conversion Rate)とは、ネットショップ等において、サイトへの訪問客数のうち、実際に商品を購買した人の割合のことです。すなわち、サイトへの訪問客のうち、何パーセントの人が実際の購買者にConvert (転換)したかを示す指標となります。この転換率は一般的に、ネットショップの場合、1.0から2.0パーセント、企業のホームページの場合、0.05から0.5パーセントになると言われています。
具体的には、この転換率をもとにして、所定の売上高を達成するにはアクセス数をどれだけ増やさなければならないか、またはアクセス数をもとにして、所定の売上高を達成するためには転換率をどれだけ向上させればよいのかというように、経営計画をたてる際に使用していくことになります。
そして、この転換率を向上させるためには、サイトの画面を見やすくする、注文方法をわかりやすくする、リピート客を増やすようにする、ターゲットとする見込み客をサイトに誘導するように工夫する等の改善を行っていくこととなります。
なお、この転換率のことを、CVR (ConVersion Rate)、成約率、あるいは購買率と呼ぶこともあります。