ダイレクトメールによるマーケティングを行う場合、効果測定が重要になります。効果測定とは、ダイレクトメールを送った効果がどの程度あったかを測ることですが、測定指標として代表的なものにCPRがあります。CPRはコスト・パー・レスポンスの略で、ダイレクトメールを送ったことにより反応があった顧客数で送付したメールに関する総コストを割ったものです。この数値が低ければ低いほど、少ないコストで顧客の反応を得られたことになります。
このCPRという数値は比較的簡単に得ることができます。送られたチラシを店頭に持ってきてもらったり、ネットでのショッピングであれば送った書類に書かれたコードを入力してもらうこと等で把握できます。そのため、ダイレクトメールを発送する場合は、CPRをとる仕掛けも考えておくといいでしょう。オペレーター等の顧客対応部門がある場合には、そこで効果を把握する方法もありますし、電話オペレータを外注している場合には、業務契約と業務マニュアルの中にそのCRPを把握するための質問事項等をあらかじめ委託しておく方法もあります。
効果測定には、CPOというものもあります。Oはオーダーの略で一件の注文をとるためにかかったコストがわかる指標です。