最近は、DMに期間限定のちらしが同封されていることもあります。申し込みをするかどうか迷っているお客様へは、有効な手段だと思われます。もし、映画を見る人へのクーポンなら、売店のポップコーンとドリンクセットが半額になる、などです。本来の目的は、この場合、映画館へ来てもらい、上映映画のチケットを購入してもらうことが必要な訳ですが、もし、ドリンクが無料ならいいなと思っている人がいれば、映画館へ行くことの理由付けになるでしょう。お客様は、「ドリンクを飲みながら、映画を見たい」と思っていて、クーポン発送者は、「お客様に映画館へ来てもらうことが出来た」ということになります、これはどちらにとっても喜ばしいといえます。
2つ目の事例を挙げてみます、お客さまが「この値段だったらこのサービスを利用したい」と考えている時に、クーポンがあることを提案する場合です、この場合は、サービスを利用と思っている人の人数が多い場合は有効だと言えるでしょう。単価が高すぎて、サービスの利用をためらっている場合で利用希望がほとんど確定している状況です。サービス提供者側は、1件あたりの収益は下がりますが、多数の人が利用すれば、件数で収益を上げることができます。
この場合、期間を厳密に区切ってあらかじめ周知しておくことで、早期の決断をしてもらうことができますし、クーポンは期限があることで、1件当たりの単価が下がる状態を継続しなくてすむという利点があります。