アウトサイドリスト(代行リスト)(Outside List)とは、自社が保有する顧客リストではなく、外部の他社が所有する外部リストのことを指します。名簿業者などの他社が保有する顧客リスト、見込み客リストであり、基本的には販売を目的としたリストです。
アウトサイドリストの場合、リスト自体は完全なランダムだと見なすことができます。そのため、たとえDMを送付したとしても、どれだけの開封率や返信率があるのかが不明です。これと比較して、自社が持つ、今までに購入経験がある顧客や、問い合わせなどをしてきた顧客の情報をもとに作成されたリストでは、あらかじめある程度の開封率や返信率が期待できます。そこで、アウトサイドリストを使ってDMを発行する場合には、いきなりリスト内の顧客全員にDMを送付するのではなく、まずテストケースとしてリストからピックアップした顧客にDMを送付するようにします。そのDMに対する返信率から、今度はリスト全体の返信率を導くなどして、リスト内の顧客へのDM送付に対しての効果を確認した後、本格的なDM送付を開始するようにします。こうすることにより、リストから効果が期待できる信頼度の高いリストを作成することができます。