ダイレクトメールを使ったマーケティングで大事なポイントが二つあります。一つが、確実にメールを届け見込み顧客に開封してもらうこと、もう一つが、その内容を見て見込み客にアクションを起こしてもらうことです。
開封してもらうまでの部分については、不着率を下げるように見込み客リストをメンテナンスすること等の取組が重要ですが、アクションを起こしてもらうための努力も欠かせません。開封して中身を見た人にとって役に立つサービスや製品の案内が書かれていれば興味を示すはずですので、メールの中身が大切であることはいうまでもありませんが、それだけでは十分ではありません。
メールを受け取った人は、日々の生活の一瞬だけそのメールの内容に目をとめることになりますが、次の瞬間にはやらなければいけないことやその他の興味あることに頭が切り替わり、いつの間にかそのメールのことは忘れてしまうことが多いのです。そういったことを防ぐために、アーリー・バード(Early Bird)の仕組みを取り入れるといいでしょう。アーリー・バード(Early Bird)とは、短期間の期限付きの景品や特典等のことを指します。この仕組みをダイレクトメールに仕込むことで、顧客の反応が早くなったり忘れ去られることを防止したりする効果が期待できます。