ECサイト等で、ユーザーが会員登録や支払いをするために入力する画面がありますが、この使い勝手が悪そうに見えたり実際に使い勝手が悪いと、訪れた見込み客はそのサイトから簡単に離脱してしまいます。この離脱率を下げ、購入等につなげコンバージョン率を上げることは非常に大切なことです。そのサイトに訪れてもらうために、ダイレクトメールやSOE対策等の努力をしたとしても最終段階で離脱されてしまえば利益に結びつかないからです。入力フォームはマーケティングにおけるとどめを指す役割を持っていると言えるでしょう。
この入力フォームを最適化することをEFO(Entry Form Optimization)といいます。EFOを行う上で重要なポイントは、入力者が何をどのように入力したらいいのかが分かりやすくなっていることと、できる限り重複入力を避け住所等の自動入力のサポート等をすることです。また、入力の最後に不備があるのが初めてわかるという仕様ではなく、入力段階でエラー状態かどうかわかることも大切なポイントと言えるでしょう。前段階のダイレクトメール等の努力をしっかり成果につなげるためにもEFOには力を入れるべきだといえるでしょう。