例えば、100万円の広告費を使って、100件の注文があったとします。この場合のCPO(Cost Per Order)は一万円ということになるのです。
このようにCPO(Cost Per Order)とは、一件あたりに必要とした費用のことを指して言い、さまざまな販売促進や集客の費用対策効果を計測するためのとても重要な指標となります。ですが、いわゆるツーステップ方式と呼ばれるような、事前にサンプルなどを格安で、あるいは無料で配布した後で、本商品を販売するというようなやり方をする場合には、赤字になることはある程度予想して行うため、初期の段階でCPO(Cost Per Order)を計算して単純に比較してしまうのではなく、全部の商品が出揃った時点で改めて計算する必要があるのです。
いくらアクセスや問い合わせがあったのだとしても、受注につながらない限りは、使った費用は無駄になってしまうため、この値は実際の売り上げを見る上で大切になります。
これらにかかる金額を少しでも減らすためには、客を集めるための費用を抑えるか、広告など使うお金も控えていくことが求められるのですが、多くの企業は、どちらにもアプローチしているのが普通です。