目次
B5はがきDMとは?
B5サイズDMとは、B5サイズ(182mm×257mm)の紙を使用したダイレクトメールです。
非常になじみ深い「大学ノート」と同じ大きさになります。
「A4サイズ」よりも一回り小さく、「定形ハガキ」よりも圧倒的に大きいという、絶妙な中間サイズとして独自の使いやすさを持っています。
B5はがきDMの特徴とメリット
日本人が最も見慣れている安心感
B5サイズは、日本国内で長年ノートや書類、パンフレットの標準として広く使われてきた歴史があります。そのため、手にしたときに「大きすぎて邪魔」と感じにくく、カバンやファイルにも収まりが良いため、受け取り手に心理的な負担を与えないという隠れたメリットがあります。
郵便料金を「定形外」のなかで安く抑えられる
A4サイズもB5サイズも、郵政の区分では同じ「定形外郵便(またはゆうメール)」の扱いになります。しかし、サイズが一回り小さいB5は、その分「重量」を軽く抑えることができます。
特に厚紙や圧着DMにする場合、A4サイズでは重量制限(50g以内など)をギリギリ超えてしまうような情報量であっても、B5サイズにスケールダウンすることで重量枠内に収まり、送料を一段階安く抑えられるケースも多いのです。
ハガキでは足りない情報をスッキリ掲載
定形ハガキの約2.3倍の面積があるため、キャッチコピー、商品説明、地図、問い合わせ先などを余裕を持って配置できます。
A4サイズほどの巨大なインパクトは必要ないものの、ハガキでは文字が小さくなりすぎて読まれない、という場面で非常に重宝します。
関連:はがきDMのメリット・デメリットおよび効果的な運用方法
他サイズとの違い
ダイレクトメールの効果を最大限に引き出すためには、「誰に(顧客との関係性)」「何を(情報量と目的)」伝えるかに応じて、サイズを正しく選択することが重要です。
通常のはがきサイズ:手軽さとスピード重視
はがきの一番の強みは、「送料の安さ」と「作成から発送までの手軽さ」です。情報量は限られますが、すでに自社を知っている顧客へのクイックな連絡に最適です。
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向いている場面:
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既存顧客への「ご無沙汰しております」という時候の挨拶や近況伺い
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「来週からセールを始めます」といった、急に決まった短納期のスケジュール告知
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車検や定期メンテナンスなど、あらかじめ時期が決まっているリマインド
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B5サイズ:なじみ深さとコストのバランス重視
B5は日本人が最も見慣れているサイズであり、カバンやファイルにも収まりが良い実用的な大きさです。「ハガキでは情報が入りきらないが、A4サイズにするほどの予算はない」という、実利を取りたい場面で活躍します。
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向いている場面:
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専門的な解説や文字情報を、デスクの上でじっくり読んで納得してもらいたいとき
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BtoB営業において、他社の「ビジネス文書(多くはA4)」とは異なるサイズ感で、手元で差別化したいとき
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厚紙や圧着加工にしたいが、A4だと重量制限(送料の壁)を超えてしまうため、一回り小さくして送料を安く抑えたいとき
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A4サイズ:第一印象のインパクトと新規開拓重視
A4サイズはポストを開けた瞬間に「他の郵便物を完全に覆い隠す大きさ」があり、視覚的なインパクトは3つの中で圧倒的ナンバーワンです。自社をまだ知らない相手に振り向いてもらうための、勝負のアプローチに向いています。
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向いている場面:
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未取引企業へ向けて、自社の存在や主力商品を初めて売り込む「新規開拓」
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新工場の設立、最新設備の導入、新サービスの開始など、写真や図表を大きく見せて驚きを与えたいとき
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注文住宅の見学会や高級車のフェアなど、単価が高く、DM自体にも「高級感・信頼感」を持たせたいとき
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B5はがきDMの効果的な活用法
B5サイズの大判ハガキは、一般的なハガキの気軽さと、A4サイズに近い情報量を兼ね備えた非常に使い勝手の良い媒体です。
このサイズを最大限に活かし、限られた予算で高い成果を上げるための効果的な活用法を紹介します。
「文字でじっくり読ませる」解説型の案内に使う
B5サイズは、日本人が長年教科書やノートで見慣れてきたサイズであるため、縦書き・横書きを問わず「文章を読む」ことに適しています。
写真のインパクトで勝負するA4サイズとは異なり、B5サイズは「なぜこのサービスが必要なのか」「他社と何が違うのか」といった、ロジックや理由を文章で丁寧に説明したい場面で効果を発揮します。
法改正に伴う業務改善の提案や、技術的な強みを論理的に伝えたいBtoBの営業案内に最適です。
「手元での扱いやすさ」を活かして保管してもらう
A4サイズのDMは目立つ一方で、受け取った側のデスクの上や書類受けの中で「少し大きくて邪魔だな」と感じられることがあります。
その点、B5サイズは一般的なビジネスバッグや社内の共有ファイル、引き出しにもすっきりと収まる絶妙な大きさです。
そのため、「当日までデスクに置いておいてほしい展示会の招待状」や、「必要なときにいつでも見返してほしい年間スケジュール・価格表」など、長期間手元に保管してもらうことを狙った施策に非常に向いています。
WEBや動画への「誘導メディア」として機能させる
B5はがきDM単体ですべての商談を完結させようとするのではなく、詳細な情報が集約されている自社のホームページや、製品の動く様子がわかる解説動画へ顧客を導く導線として活用する手法です。
ハガキの約2.3倍の面積があるため、WEBサイトへ誘導するためのQRコードを大きく、分かりやすく配置できます。
さらに「スマホで3分でわかる解説動画はこちら」といった案内文や、WEB限定の特典を掲載するスペースも十分に確保できるため、紙からデジタルへのスムーズな移行を促すことができます。
既存顧客の「特別なランクアップ」を演出する
普段は通常のハガキで定期連絡を取っている既存顧客や会員に対して、年に1〜2回の特別なイベント(周年記念フェアや、大口顧客限定のシークレットセールなど)の案内を出す際に、あえてB5サイズのはがきを使用します。
届いた瞬間に「いつもと違う、特別な案内が来た」という印象を視覚的に伝えることができ、顧客の特別感を刺激して、高い来店率や購入率につなげることが可能になります。
B5はがきDMの費用
B5はがきDMを導入するにあたり、コストの仕組みを把握しておくことは予算管理の上で非常に重要です。
B5サイズはA4サイズよりも一回り小さいため、印刷にかかる用紙代を抑えられるだけでなく、重量をコントロールすることで配送費の面でもコストメリットが出やすいという特徴があります。
1通あたりの総費用の目安
A4サイズと同様に、印刷から宛名印字、発送までを専門の発送代行業者に一括して依頼(大口割引を適用)した場合、1通あたりの総費用(デザイン費を除く)の目安は以下のようになります。
発送部数が数千部の場合:1通あたり 約75円 〜 110円
一般的なA4厚紙DMの目安(約80円〜130円)と比較すると、1通あたり数円から数十円近くコストを抑えられるケースが多く、発送部数が多くなるほどこの差額による総予算の削減効果は大きくなります。
コストを抑え、費用対効果を高める実務のポイント
「重量」を意識して紙の厚みを選ぶ
B5はがきDMの送料は、日本郵便の「ゆうメール」や各社の「メール便」の重量規格によって決まります。
一般的には「50g以内」の枠に収まることがほとんどですが、紙を極端に厚くしすぎたり、特殊な加工を施したりすると重量が上がり、配送料金の区分が一段階アップしてしまうリスクがあります。
B5サイズとしてのしっかりとした高級感を保ちつつ、配送規格の最安枠に収まる「適切な紙の厚み(坪量)」を、事前に発送代行業者と相談して決めるのが実務上の賢い進め方です。
印刷部数による「ボリュームディスカウント」を活かす
ダイレクトメールの印刷・加工費用は、一度に発注する部数が多ければ多いほど、1枚あたりの単価が劇的に安くなる仕組みになっています。
そのため、「今月300枚、来月も300枚」と細かく分けて発注するよりも、数ヶ月分の共通デザイン部分を「まとめて数千枚」印刷しておき、発送するタイミングで必要な宛名だけを印字して分けて送る方が、トータルの費用を大幅に抑えることができます。
DM発送代行業者に依頼することでコストカット
B5はがきDMを検討する際は、自社で1枚ずつ切手を貼って投函するのではなく、最初から「DM発送代行業者」へ依頼することでトータルコストも安くなることも。
発送代行業者を利用することで、以下のような大きなメリットが得られます。
大口割引の適用で送料が大幅に安くなる
郵便局や運送会社には、一度に大量の郵便物を発送する企業に対して運賃を割り引く「大口割引(特約)」という仕組みがあります。
発送代行業者は、全国のさまざまな企業から集まる膨大な数のDMを毎日まとめて発送しているため、この大口割引の最大枠が適用されています。 自社で普通に郵便局へ持ち込むよりも、代行業者に印刷と発送を丸ごと委託した方が、手数料を差し引いても1通あたりの総費用を安く抑えられるケースがほとんどです。
宛名印字から発送まで一括で任せられる
社内で数百件、数千件の顧客リストに対してラベルを印刷し、1枚ずつ手作業でハガキに貼り付ける作業は、想像以上に時間と人手が奪われます。
発送代行業者に依頼すれば、顧客の住所データを安全な形で渡すだけで、ハガキの紙面に直接、高速かつ正確に宛名を印字し、そのまま発送手続きまでを代行してくれます。
営業スタッフや総務の手を煩わせることなく、本業の顧客対応に集中できる体制を作ることが可能です。
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