DMには最適な発送時期があるのでしょうか。
もちろんどのようなDMかによって発送する時期というのは、ある程度制限されてくると思います。ですが、 一般論としてこの時期はDMの発送を避けた方がいいという時期があります。
DMの発送時期は非常に大切です。せっかくDMを出すのですから、効果がある発送時期を選びましょう。
目次
個人向けのDMの場合
ボーナス前の5月と11月頃に送る
DMは基本的に「物を売る」ために送るので、受け手にお金がある時の方が反応がよくなります。その意味では夏のボーナス前の5月と、冬のボーナス前の11月がDM発送時期としておすすめです。
この時期効果的なDMを送ると、「ボーナスで買って見るか」という候補に挙がる可能性があります。
週末に送る
DMを家族で見てもらうためには、効果があるのは家族が揃っている週末と考えられます。
家族が揃ってDMを見てもらう、あるいは、家族の中の誰か一人でも見てくれて、興味を示してもらえれば大成功です。
つまり、資料を請求するなどのアクションを起こす確率が高くなります。
記念日に送る
受け手の誕生日、バレンタインやクリスマス等の催事に送ることも有効です。自社のキャンペーンと絡めて送ることで、DMの開封率を高めることができます。
サービス利用直後に送る
新規見込み顧客の獲得コストはリピーターの獲得コストの5倍と言われています。
サービスの利用や商品の購入をした顧客は、サービスの質が良ければ再びサービスを利用する可能性があります。
リピートの可能性を高めるためにも、サンキューレターを兼ねてサービス利用直後にDMを送り、新たな提案をすることがおすすめです。
1月・4月に送る
1月下旬の落ち着いてきた頃や、4月の前後等は、多くの人にとって生活の転換期であり、物の入用も多くなりますので、 何かを宣伝するにはうってつけの時期です。
年末年始には送らない
これはまず年末年始です。この時期は郵便事業も普段とは違いますし、各家庭や企業に配られる 郵便物の量というのは、普段より何倍も多くなります。そして年賀状とまぎれたりしてしまいますので、受け取った側もDMをしっかり読む時間がないのです。
大型連休中には送らない
DMを大型連休に送ると、お客様の反応は良くありません。せっかくの大型連休なのにDMを見る時間がもったいない、と思われてしまうでしょう。
せっかくお金と手間をかけても、それでは意味がありません。ゴールデンウィークの直前や最中というのも、企業は休みになりますし、各家庭も旅行などに 行って不在のお宅が多くなります。お休み明けは郵便物が溜まっていますので、やはり他の郵便物とまぎれてしまいます。ゴールデンウィーク直前と最中も DMを送る時期としては不適切です。
法人向けのDMの場合
週の初めに送る
DMを会社宛に出す場合は、週の初めにDMを届けるのがおすすめです。
週の初めはモチベーションが高いため、DMによって資料を請求したり、商品を取り寄せたりしてくれる確率が非常に高くなります。
そのため、週の初めにDMを届けるのは時期的に成功です。DMでも特別セールなどの案内の場合には、お客様の都合も考慮して、特別セールの二週間くらい前にDMを届けるのがいいでしょう。