こんにちは。格安DM発送代行「DM診断」です。
この記事では特殊なはがきの一つであるスクラッチハガキについて解説します。
目次
スクラッチはがきとは
スクラッチはがきとは、スクラッチくじやスクラッチクーポンのように、はがきの一部に削る場所があるはがきのことを指します。
コインで削ることでキャンペーンや割引の内容を知ることができる効果的なDM施策の一種です。
スクラッチはがきの活用法
スクラッチ付きのはがきDMは、以下のような使い方ができます。
「割引率・特典」を隠す
「5%OFF」「10%OFF」「30%OFF」などの割引率や、「A賞:ミニコスメ」「B賞:サンプル」といった特典内容をスクラッチで隠します。
最初から「10%OFF」と書かれているよりも、「自分で削って引き当てた価値あるクーポン」に化けるため、使わないともったいないという心理(損失回避)が働き、クーポンの利用率がハネ上がります。
「宝くじ・運試し」感覚にする
スクラッチといえば、身近なのが宝くじですよね。
はがきに「1等」「2等」「3等」や、「大吉」「中吉」といった宝くじ要素をスクラッチにすることで、売り込み感を消すことができます。
広告というより「楽しいイベントの招待状」になるため、警戒心もなく手に取ってもらえます。
「1等が出たからお店に行こう!」という、来店への強力な大義名分を付与できる点も強みです。
「3択・クイズ」にする
ただ削るだけでなく、受け取り手自身の頭をちょっとだけ使わせる、知的好奇心を刺激する企画です。
表面に「〇〇に関するお悩みクイズ」を掲載し、下に「A」「B」「C」の3つのスクラッチを用意します。
自分で予想して削るという「深い参加型」になるため、記憶に残りやすくなります。正解の窓の中に「正解!そんなあなたにこの美容液がおすすめ」とストーリーを繋げることで、商品の必要性が自然と伝わります。
スクラッチはがきDMのメリット
開封率・通読率が跳ね上がる
DMが届いた際、多くの人は「自分に関係があるか」を瞬時に判断して仕分けます。
宛名面やハガキの表面にスクラッチがついていると、人間は「隠されているものを見ると、確かめたくなる」という本能(ツァイガルニク効果)が働きます。
そのため、ゴミ箱にポイされる前に「とりあえず削ってみよう」と手に取らせることができ、必然的にDM全体に目を通す時間(通読時間)が長くなります。
関連:【開封率は74%】DMの開封率の目安は?開封率を上げるコツも解説
削る行為が価値を引き上げる
人間は、ちょっとしたゲーム要素(ゲーミフィケーション)にワクワクを感じる生き物です。 自分の手で「ペリペリ剥がす」「コインで削る」という能動的なアクションは、脳に小さな快感や達成感を与えます。
単に「10%OFF」と最初から書かれているDMよりも、自分で削って「10%OFF」を引き当てた方が、その特典に対して「自分で勝ち取った特別なもの」という強い価値を感じやすくなります。
オファーの利用率が高まる
自分で削って出てきた「1等」「A賞」「〇〇円割引」といった結果は、心理的に「使わないともったいない!」という感情(損失回避バイアス)を生み出します。
最初から全員に同じ割引券を配るよりも、スクラッチを通じて手に入れた特典の方が、実際に店舗へ持参されたり、ECサイトでクーポンコードが入力されたりする確率が向上します。
関連:DMでクーポンを送ろう!クーポンの意義や魅力的なクーポン送付方法とは?
スクラッチはがきの活用例
よくあるスクラッチの使用方法としては、くじ引きや、コンビニや家電量販店などで販売されている各種サイトに対応したWebマネーのシリアルコードを隠すためなどがあります。
スクラッチはがきは一般的に、スクラッチ部分に「当たり・○等賞・ポイント○倍」など顧客の利用率を高める内容が書かれています。
くじ引きや、運試しとして使われる際は、削ったその場で当否や運勢などが分かるため、イベントやキャンペーンなどでも盛り上がりどころとして使いやすく好まれる傾向があります。
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スクラッチはがきを自作する方法
スクラッチはがきは、実は市販のアイテムや100円ショップのグッズを使って、自宅やオフィスのプリンタで簡単に自作することができます!
手作りすることで、数枚〜数十枚といった小ロットでも低コストですぐに作れるのが魅力です。主な自作の方法を2つご紹介します。
スクラッチシール
一番簡単なのが、市販のスクラッチシールを貼ることです。
通販サイトや子ども向け雑貨店、文房具店で「スクラッチシール」「スクラッチラベル」として販売されています。
【手順】
ハガキにスクラッチで隠したい文字(例:「1等」「あたり」など)を書く
普通にハガキを印刷する
文字の上にスクラッチシールを貼る
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アクリル絵の具 + 食器用洗剤で作る
「お好みの特殊な形に隠したい」「シールを買う予算を抑えたい」という場合は、身近な材料でスクラッチの「削れる塗料」を自作できます。
【用意するもの】
普通紙または光沢のハガキ用紙
透明の梱包用テープ(OPPテープ)またはメンディングテープ
アクリル絵の具(銀色やグレーが本物っぽくなります。100均でOK)
台所用食器洗剤(中性洗剤)
筆、小さめの容器
【手順】
ハガキを印刷する パソコンでデザインし、隠したい文字を印刷します。
文字の上に透明テープを貼る 隠したい文字の上を完全に覆うように、透明テープを貼り付けます。(※紙に直接絵の具を塗ると、削るときに紙ごと破れてしまうため、このテープが保護層になります)
特殊なスクラッチ塗料を作る 小さな容器で、「アクリル絵の具 2:食器用洗剤 1」の割合で混ぜ合わせます。水を混ぜると弾いてしまうので、水は入れないのがポイントです。
テープの上に塗って乾かす 混ぜた塗料を、透明テープの上の文字が隠れるように筆で塗ります。1回だと透けることがあるので、乾かしながら2〜3回重ね塗りすると、本物そっくりのスクラッチが完成します!
スクラッチはがきの注意点
スクラッチはがきを制作・発送する際には、通常のハガキにはない「物理的な破損」や「法律・ルールの壁」といった特有の注意点があります。
せっかくの企画が台無しになったり、トラブルになったりするのを防ぐため、以下の注意点を必ず押さえておきましょう。
配送中に削れてしまう
郵便局では、集められた大量のハガキを高速の自動仕分け機(区分機)にかけて地域ごとに分類します。この機械を通る際、ハガキ同士が猛烈なスピードで擦れ合うため、スクラッチ部分が配送中に削れて中身が見えてしまうトラブルが起こる可能性も。
自作する場合はシールの端が浮かないよう完全に密着させ、印刷会社に頼む場合は「郵便局の仕分け機に対応した高耐摩耗性のスクラッチニス」を指定しましょう。
景品表示法に注意
スクラッチで「1等:〇〇プレゼント」「全員に〇〇円引き」といった特典をつける場合、日本の「景品表示法(景表法)」という法律が絡んできます。
たとえば、購入者全員にプレゼントや割引をする場合、その最高額は「取引金額の20%まで(取引金額が1,000円未満の場合は200円まで)」と決まっています。
「1等だけ高額な景品が当たる」という形にする場合、景品の最高額は「取引価額の20倍まで(かつ上限10万円)」、さらに景品類の総額は「DM全体の売上予定総額の2%まで」という厳しい上限も。
特典が豪華すぎると法律違反になってしまうため、オファーの金額が法律の範囲内に収まっているかを必ずリーガルチェックしましょう。
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