こんにちは。格安DM発送代行「DM診断」です。
この記事では特殊なはがきの一つであるスクラッチハガキについて解説します。
スクラッチハガキを知らない人やDMへの活用方法について詳しく紹介しますので参考にしてください。
目次
スクラッチはがきとは
スクラッチはがきとは、はがきの一部に削る場所があるはがきのことを指します。
コインで削ることでキャンペーンやクーポンの内容を知ることができる効果的なDM方法の一種です。
スクラッチはがきを利用したDM
スクラッチはがきはDMに活用することができます。
スクラッチハガキを使ったDMはイベント・キャンペーンなどで使用されることが多いです。
「当たり・○%OFF・○等賞」など顧客の利用率を高める内容を隠して利用します。
通常のはがきでは目にされずに捨てられてしまうはがきも、スクラッチはがきなら思わずスクラッチの銀色に目が行ってしまいます。
キャンペーンのおまけとしてプレゼントが当たるスクラッチをつければ、売上向上・リピーター増加につながります。
削って当たるスクラッチはとりあえず削ってみようかなという気持ちにさせてくれるゲーム感覚に優れています。
スクラッチはがきDMのメリット
魅力を増やして興味を持ってもらえる
スクラッチをつけることにより視覚的な効果でDMに対して興味を惹きつけます。
少しのゲーム性と商品が手に入るかもしれないというメリットを発生させることによってインターネットに移動させることができます。
インターネットに移動することで商品を得られることによって企業の宣伝もできますし、商品を使用して気に入ってもらえれば継続して使用してもらえます。
ただDMを送るだけでは読まずに捨てられたりしてしまうモノもスクラッチをつければ興味を持ってもらえる効果があるのです。
費用があまり上がらない
スクラッチハガキは、想定されるよりも安く済みます。
最低限の少量ロットとして業者が受け付けることの多い100部のDMサイズ、片面フルカラーでも、
10000円後半から20000円前半の価格帯となります。
もちろんロット数が増えれば増えるだけ、コストは下げることが可能となるので、
個人向けのちょっとしたパーティの運試しや、会社での親睦会でのくじ引き、広告としてのDM等々、
様々な利用状況に合わせて、使いやすいという面があります。
費用対効果を挙げられる
スクラッチハガキは削るまで何が出てくるかわからりません。
例えば、親睦会やパーティのくじ引きなどで利用する場合、
周囲の人たちとその場で削り、その場で盛り上がることも可能で、引いた直後に分かる場合と比べて
例えば、家に届いていたDM。
興味のないジャンルの場合、なかなか内容を読んでいただくことにたどり着くことも難しいですが、
「○○が当たるスクラッチ付き!」
といった風に何かお得なことがあるのでは、と本来届くことのなかった人へのアプローチの可能性を上げる事ができます。
広告としてのコストパフォーマンスを最大限に上げることが出来るのが、スクラッチはがきの一つの魅力です。
記憶に残りやすい
スクラッチの下に隠されている情報への期待を持ってもらえるます。
大きな期待を抱いてスクラッチを削り、お得な情報が得られたり、クーポンなどによる割引が得られたりすると記憶に残ります。
その情報や割引クーポンに触発されて商品やサービスを利用しようという気持ちが芽生えるだけでなく、記憶として情報が残りやすいことで知名度の向上にもつながるのがメリットです。
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アクションをとってもらえる
手元にスクラッチはがきが着いたときには、そのスクラッチを削らなければカスタマーは内容を知ることができません。
スクラッチはがきだということにカスタマーが気づけば、宣伝広告を行っている内容にかかわらず、まずはスクラッチだけでも削っておこうと考えてくれると期待できるでしょう。
宣伝広告の内容に興味を持ってもらうためには、少しでも長い時間、はがきの内容に目を向けてもらうことが肝心です。
スクラッチを削っている間は広告を見てくれるので、もともとは興味がなかった内容だったとしてもふとしたことに気づいて興味を抱いてくれる可能性があります。
スクラッチはがきの活用例
よくあるスクラッチの使用方法としては、くじ引きや、コンビニや家電量販店などで販売されている各種サイトに対応したWebマネーのシリアルコードを隠すためなどがあります。
一般的にはスクラッチ部分に「当たり・○等賞・ポイント○倍」など、顧客の利用率を高める内容が書かれています。
近年では、年賀はがきなどでも採用されているので老若男女問わず、見ることが多くなってきているのではないのでしょうか。
くじ引きや、運試しとして使われる際は、削ったその場で当否や運勢などが分かるため、イベントやキャンペーンなどでも盛り上がりどころとして使いやすく好まれる傾向があります。
スクラッチはがきの料金
スクラッチはがきは特殊な技術を要するため専門業者に依頼することがほとんどです。
業者によって値段は異なりますが主に2つの理由で値段が大きく異なります。
紙質の違い
1つ目は厚紙か薄紙かという点です。
従来であればスクラッチは厚紙にしか印刷できませんでしたが、最近では薄紙に印刷している業者もあります。
厚紙よりも薄紙の方が値段は安くなります。
業者の技術によって異なるため、薄紙でも構わない場合は適切な業者を探した方が良いでしょう。
デザインの違い
2つ目はオリジナルデザインとテンプレートによる違いです。
スクラッチの内容上、オリジナルのデザインしか使用できない場合もあるかもしれません。
オリジナルよりもテンプレートの方が安いです。
業者によってスクラッチの内容を自由に決められる所もあります。
自分達の要望を叶えてくれる業者を選ぶことが費用を最小限に抑える方法です。
その他の違い
その他細かい部分では、以下のような違いがあります。
削りカスの少ないスクラッチはがきや、スクラッチ部分が金などの高価な素材を用いているものは少々値段が高くなってしまうことが多いです。
しかし、削りカスが少ないともらった人への負担も少なくなりますし、金の加工が行われたものは、おめでたい感じがしてお正月などには喜ばれます。
その他にはスクラッチはがき以外の場合と同じように、様々な条件によって値段は変わります。
- カラー
- 片面か両面
- 用紙のサイズ
- 納品日
特別なサービスを利用しない場合A4など大きめのサイズであれば100部3万~5万程度かかります。
カードのような小さいものであれば100部を1万円以下で作成できる場合もあります。
オリジナルデザインを使用する時はスクラッチの数によって値段が変動することもあります。
一般的なスクラッチはがきの価格を紹介すると、100部印刷した場合は、おおよそ2万円程度の価格となり、1,000部印刷した場合は、おおよそ4万円程度の価格となります。
100部印刷した場合は1枚あたり200円ですが、1,000部印刷した場合は1枚あたり40円になります。
スクラッチはがきの見積もり
現在は、スクラッチはがきの注文はインターネットから行えるところが増えてきました。
そのような業者では、メールからの問い合わせや、問い合わせフォームからの問い合わせで簡単に見積もりを取ることができます。
見積もりは無料で取れますので、複数の業者から見積もりを取ると良いでしょう。
スクラッチハガキDMの効果を上げる方法
カスタマー視点でスクラッチはがきを作成して発送するとより高い販促効果を生み出すことができます。
スクラッチの削られ方を工夫する
ゲーム風にして9つのうち3つだけを削って良いといった形でルールを定め、削った場所に商品プレゼントや割引サービスなどの情報を記載しておくのは良い方法です。
そのはがきを持って店舗を訪れることによって、スクラッチで得られた特典を受けられるという形にすると効果的に来店を促すことができます。
ただはがきを持参した人に対して全員特典として同じものを与えてしまうよりも、自分だけの特典という印象を与えられるのがスクラッチで選ぶという形を作るメリットです。
個人情報部分にスクラッチを利用する
スクラッチ部分に個人に対する秘密の情報を記載しておきたい場合もあるでしょう。ただはがきに直接記載してしまうと他の人に見られてしまうリスクがあるのは確かです。
個人情報などが関わっているようなときや、他の人は知らない情報だという誘引を作りたいときにもスクラッチを使用するとカスタマーにとって安心あるいは魅力を与えられます。
特に個人情報が関係するときにはブラックライトでも透視することができないタイプのスクラッチを使用してスクラッチはがきを発送するとカスタマーからの信頼が得られるでしょう。
スクラッチハガキは自作できる
一見、作成することが難しそうなスクラッチはがき。どこか専門の業者に多くのロット数で頼まなければ、コストがかさむのではと思われがちです。
しかし、実は家にあるもので簡単に自作することも出来ます。
まず、台紙となる部分にメッセージやイラストなどを書き込み、その部分をセロハンテープで保護します。
その上に、アクリル絵の具と食器用洗剤を1:1の割合で混ぜた液体を塗ります。
そのまま乾くまで置いておくと、簡単にスクラッチはがきが完成します。
海外ではホームパーティなどで子どもたちに振る舞うために、よく使われる手法とのことです。
スクラッチはがきの企画
スクラッチはがきは特殊な技術が必要となるため、専門業者に作成依頼をすることがほとんどです。業者によって注文方法は異なりますが、主な流れは同じです。
スクラッチはがきを作成する際、まずはスクラッチの内容を決めます。「あたり」「1等」「ポイント3倍」などイベントやキャンペーンに適した内容にしましょう。業者で既に用意されているものから選ぶこともあります。スクラッチはできるだけ文字数を少なくした方が分かりやすいデザインになります。「ポイント3倍」などの場合は数字だけをスクラッチにし、その他の文字はスクラッチの外側に記載します。このように内容に合わせてスクラッチの位置を決めると良いかもしれません。
その後各賞の枚数を決定します。例えば全部で100枚の場合は「A賞10枚・B賞30枚・C賞60枚」というように用意している景品などに合わせて設定します。上位賞が少ないと価値が高く、上位賞が多いと全体的に得をするキャンペーンになります。競争率を高めて販売促進を狙うなら前者、とにかく店舗を利用してもらうきっかけにしたいなどの場合は後者が適切です。キャンペーンの意図を理解した上で決定しなければなりません。
スクラッチはがきのデザイン
スクラッチはがきを作成する場合は通常のDM以上にデザインにこだわる必要があります。
スクラッチが背景と紛れないように目立つ位置を考えてデザインしなければなりません。
囲み線・文字・記号などを上手く利用してスクラッチを分かりやすく見せることが大切です。
スクラッチの内容・スクラッチをすることで得することを簡潔に記載しましょう。
そうすることで顧客の興味を誘いアクションを起こしてくれます。
余分な内容はできるだけ排除してキャンペーンに関することだけを記載した方が効果的です。
スクラッチを1つではなく複数個設ける場合も同様にスクラッチの位置を工夫しましょう。
スクラッチの部分は背景と紛れないように、目立つデザインを施しましょう。背景とは異なる色や使われていない色を利用すると効果的です。
スクラッチはがきの注意点
記載する情報量を絞る
スクラッチはがきを作成するにあたって、記載する情報量を絞ることは非常に重要です。
イベントやキャンペーンに関する情報だけを記載し、余分な情報は排除した方が効果は高まります。
スクラッチに隠されている内容、スクラッチを削るメリットを記載しなければなりません。
スクラッチを削るメリットを示すことでスクラッチ率が上がり、利用率も高まります。
削りかすのでないスクラッチか確認する
スクラッチはがきはお客様の好意的な反響が多いのですが、スクラッチをすると削りかすが出るのがちょっと困るという方は少なからずいます。
現在のスクラッチはがきはこの点を考慮して、削りカスのでない特殊な印刷方法を採用しています。
スクラッチを削って削りかすが出なかったら驚きをもって興味を持ってもらえるでしょうし、お客様のために細かい配慮ができる企業であることを強く印象付けることになるでしょう。
お子様がいる場所や飲食店でも気軽にスクラッチを楽しめるようになります。特殊印刷ですのでそのままごみ箱に捨てられるのでエコにもつながります。
時間がたつときれいに削れなくなる
製造して期間が経過しすぎたものはきれいに削れなくなるという点も注意が必要です。
小ロットで安く印刷してくれる会社を探して必要な分だけ作成するのがおすすめです。
社内一貫製造の印刷会社を選び、スクラッチ部分が印刷になっている会社、オフセット印刷機を使いUV印刷をしている会社などがおすすめです。
まとめ
DM診断では、業界最安での印刷・発送代行を行っています。
スクラッチハガキをはじめ、DMを使った効果的なマーケティングをお考えなら、ぜひ一度お問い合わせください。